「あいにく俺は拝み屋でも祓い屋でもないんだ、知恵を必要としないなら他をあたってくれ。」
こちらの企画【illust/96568934】、2家系目失礼いたします。
4/30:メッセージお返しいたしました、よろしくお願いいたします!
◉名前:綾瀬 盈月 -あやせ えいげつ-
性別:男性 年齢:24 身長:180cm
種族:人間
◉概要
伝承や民俗学について研究を行っている青年。
狐憑き家系のため実家に狐がとても沢山いる。
憑きもの筋という環境ゆえに周囲から敬遠されていたため同族とのかかわりを極力避けるひねくれた性分になってしまった。
かつて海外で短期間生活した際、世界の広さと己の小ささを知ったことで海外に対する危機感を覚え、
伝承や民俗学を研究することで妖と共存する方法を追及するようになった。
普段が洋服なのは本人曰く「見慣れない風体であれば周りが寄り付かない」からだそう。
理屈っぽく説教くさいが、物事を包み隠さずはっきり言う堅物。
実家にいる狐の中からとびきり間抜けた顔をしている2匹に懐かれ付きまとわれているが、特に何もしてこない(通常の人間には見えない)ため放任している。
「重要なのはいかに生き残るかではなく、いかに望む方へ進むかだ。」
◉補足
【novel/17414893】
※キャラクター設定の補足というよりは出典元・由来のまとめに近いです。
↓デザイン補足はこちら(狐のみ)
【illust/98349483】
◉◉◉
素敵な方と巡り合えました!
前向きに後ろ向きな花魄
薫子さん【illust/97539356】
「……!御機嫌よう、どうやら貴方が噂の花魄のようだな。残念だが俺は志願者ではないさ。」
「大時代の産物だと揶揄されるのに随分稀有な方だ。次までに手頃な噺を用意しておこう、また来なさい。」
「ふむ、……迷うならスカートにフリルたっぷりのワンピースになさい、首吊りなら下から見えてしまうかもしれない。」
『あなたはいつでも真っすぐね。まるでお日さまに真っすぐ手を伸ばす若木のよう。』
「俺は、……いや、なんでもない。」
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
俺は貴女が言う若木になれているのだろうか?
我を貫くことで異端を毛嫌う輩を跳ね除けてきた。…違う、避けられてきた。
だから異端であることに躍起になっていたのかもしれない。
けれどこれほど没頭した民俗学(それ)から得られることは自分を取り巻くものと調和、繋がりとその教え。
それを知るほどに本当に求めていたものは自分が拒絶した存在なのだと、求めたものから心を引き離された虚しさだけ。
捻じれ曲がった老木だとしても、貴方のあり方は私にはよほど美しく見える。
生き物に終わりがあることを気付かされるその度、それが恨めしく感じるほどに。
貴女のいわれは理解している、だから貴女の進む道を尊重したい。
でも、まだ貴女と離れたくはない。
いっそのこと終を共にしてしまおうか?
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
「リボンが崩れている…。どれ、ちょっと貸しなさい。」
「貴女にお気に召してもらえたのなら何より。…とても素敵だよ、薫子さん。」
………本当にそれでいいのだろうか?
再び逢えるかも分からないのに。
「すまない、薫子さん。勝手なこととわかっているんだが、やはり俺はまだ貴女とは死別(わか)れたくはない。」
「貴女からすると一瞬かもしれない、けれどもし許してくれるのなら」
「俺は貴女と共に生きたい。」
◉◉◉
「どんなに生き長らえようと何も成せないのであれば意味は無い。」
何かございましたらご一報くださいませ(’ω’)
素敵な素材をお借りしております!
【illust/71535592】
2022-04-16 17:04:49 +0000