昭和30年代、2台エンジン搭載DD51が開発される中、手間のかからない1台エンジンの要望も強くありました。しかし国産では対応できず、ドイツのマイバッハMD870を使うことになりました。ターボ過給に加え、国鉄では採用をためらっていた中間冷却器を当たり前のように搭載、排気量86リッター、重量7600kgで2000馬力を叩き出す高性能ぶりは、当時、技術力の差を見せつけるに十分なものでした。
2022-04-16 01:27:31 +0000