『ピンポンピンポン』
かわいいお姉さんが営業にやってきた。
あんまり可愛いので事務所に通すことにした。
オレは親切なので後輩の田中も呼んでやった。
♡新米営業のかわいいお姉さん
「このたび、あのあの、わが社が開発した……そのこの」
たどたどしい営業トークが、可愛い。
♡新米営業のかわいいお姉さん
「今なら◎△$♪×¥●ですからぜひ&%#?!ンペーンですので、ぜひ」
説明なんかどうでもいい。
いいニオイがする。
甘いシャンプーの香りだ。
すーはーすーはー
♡新米営業のかわいいお姉さん
「新入社員なので、説明が、未熟ですけれど商品は……」
すーーはーーすーーはー
♡新米営業のかわいいお姉さん
「きっとお気に召すと……」
すーーーはすーーーは
♡新米営業のかわいいお姉さん
「きっとお気に召すと……」
すーーーはすーーーは
福田「……そうですよねえ(笑)」
はは(笑)すーすーすーはっ
――――
田中「いやー可愛いかったですね」
すー
むっ!
田中「ねえ、先輩」
すすー
むむっ!
すすすー
むむむっっ!
田中がしゃべるたびに、微かにシャ
田中「先輩どうかしましたか?」
むむ、むむむぅすすすす
またしても田中から……。
福田「田中、もしかして、お前、朝シャ」
田中「は、はい。ちょうど僕のが切れてて、かみさんの……」
おえーーーーーーーーー。
このおいしいニオイの発生源は!
返せ、俺の
すーはー
おえーーーーーー!!!!!
※それにしても福田の鼻の穴はデカい!
2022-03-20 09:28:59 +0000