【まほとき】ロウ【魔法使い】

みのむし
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■こちらの企画様に参加させていただいてます【illust/95849633

「人間が僕の魔法道具でどんな末路を辿るのか、観察するのが好きなんだよね。その末路が幸せでも不幸でも、さ」
「過去に魔法をかけてしまった人間には申し訳ないと思っているよ。出会えたら解くよ。…多分ね」
(あぁ、お前の前世の末路を見届けることが出来なかったのは、勿体なかったな。このまま魔法をかけたままなら、もう一度その末路を見れるのかな…)

名前・ロウ
年齢・不明
性別・無
身長・150㎝(少年の姿の時)
一人称・僕
二人称・お前、人間
性格・飄々としており、人間に対して上から目線。悪意はない

【補足】
・魔法道具のキャンドルはあくまで「購入者が望む夢を見せる」ものであり、「使用者が望む夢」ではない。購入者が使ってもよし、誰かに渡しても良し、使わずに捨てても良し。
・ロウが観察する対象は「購入者」」
・本来の姿は蝋でできた何かだったが、覚えていないのでその姿にはなれない
・魔法をかけたことに対しては「若気の至り」としており、魔法をかけた後は1度もその人間には会っていないので、その末路は知らない
・魔法をかけたのがかなり昔の為、どうして魔法をかけたのか覚えていない。現時点では魔法をかけた人間に出会えたらすぐ解いてあげようと思っているが、かけた理由を思い出したら、解き渋るかもしれない。

〇素敵なご縁を結んで頂きました
ジユさん【illust/98213862
「最近の人間は、いきなり切りつけてくるのかい?マナーがなっていないね」
ある日、背後から切りつけて来た人間の女は、強い憎しみを持って自分を睨んでいた。因みに切られたってどうってことない。身体は蝋で出来ている。心臓部され傷つけられなければ、ダメージを負うことすらない。
それにしても、切りつけられる覚えはあっても、この人間の女のことは覚えがない。ロウソクを売った相手でもないし、その関係者でもないはずだ。
「ねぇ人間。お前だれ?」
答えてはくれなかった。だが、人間の周りに現れた魔法の檻を見て、思い出した。
それはかつて、自分がかけてしまった魔法だった。人間に対して魔法を使ったのは過去に1度だけ。
「まさか…、随分昔のことだから生きてるはずがない。もしかして、転生した?魔法が掛けられたまま…」
その瞬間、自分の中で不思議な高揚感を覚えた。
つまりこの人間は魔法をかけた自分を転生してまで探しに来た。長い年月をかけて、魔法を解くために強い感情を持って殺しに来たのだ。
そう理解した瞬間、歓喜のあまり笑みが抑えられなかった。それに対して人間は不愉快な顔をする。
あぁ、自分の一挙一動でこんなに反応してくれる。楽しい嬉しい悦ばしい!
「それで?僕に魔法を解いてほしいの?僕も再会したらその気だったよ。…でも、気が変わった。残念なことに、なぜお前に魔法をかけたのか覚えていない。だから僕が思い出すか、お前が僕を殺すかしないと、魔法は解かないよ」
そう言って、僕は姿を消した。愉快に声を上げて笑いながら。

その後、ジユ(後に名を知った)を観察し始めた。偶にジユの前にわざと現れたり、暫く離れたり…。ジユはいい反応をしてくれる。退屈しない。
因みに何故魔法をかけたか、理由は思い出せていない。事故か故意か、どちらにしても人間ごときに魔法を掛けてしまうなんて、恥ずべきことだ。だが、これは最高の結果になった。毎日がとても楽しい。
…魔法を解いたらジユは自死するだろう。観ていれば分かる。そんな決まりきった末路なんてつまらない。僕がジユに飽きるまで、魔法なんて解いてやるものか。まぁ、人間の寿命なんてあっという間だから、飽きずに解かないままかもしれないけど。あ、そうしたらまた来世で僕を探してくれるかな。それなら尚更解く気はなくなるね。

あぁ、なんて人間は滑稽で、愉快で、愛おしいんだろうか。

申請・交流について
申請は相性で決めさせていただきたいと思います。
かけた魔法や理由については、決まっていないのでお相手様とご相談出来ればと思います。関係についてもNGはないので、ご相談出来ればと思っております。
有難くも申請いただけた場合即日~3日ほどでお返事したいとは思います。
返事が届かない場合、メッセージの不着が考えられますので、お手数ですが再度送信をお願い致します。
素敵なご縁に恵まれますように。
既知関係も募集しております。
交流は外部が主になります。よろしくお願いします。

〇不備などございましたら、ご連絡ください

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2022-03-09 14:19:04 +0000