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産業革命が産み出したもう一つのもの貧民窟

このイラストの説明に入る前に、現実を取り上げる、ロシアのウクライナ占領戦争に直面して、国連でロシア制裁を図る参加各国の代表が賛否を含めて演説を行ったのだが、その中で、マーティン キマニ(ケニア国連大使)がこう述べた。(これを知ったのは資本論を読む会のSさんのブログである。)「アフリカは帝国主義によって分断された。植民地支配国の政治によって引き裂かれた。アフリカ各国は独立したが、その国境に関して、民族や人種や宗教等々に固執して争うことなく、政治的・経済的・法的な統合を目指すことにしたのである。 国境に満足しているからではなく、平和の中で生まれる偉大な何かのためである。」また資本論を読む会のSAさんは、メーリスで大ロシア主義の残痕についてのご意見を入れてくれた。また同じくSAKさんは、メールで、ソ連崩壊に乗じて、ロシア周辺国の利用を図ったアメリカの悪辣さを指摘してくれた。今85歳になって、こうした仲間と共に生きていることの素晴らしさを実感させてもらっている。さてイラストだが、ここは労働力商品を売ることができない者の巣窟である。それでも家賃は取るのだから、子供たちや女性や成人男性たちの賃金は欠かせない。街灯があり、棺桶を運ぶ馬車が行く。街灯がなければ、夜の作業へも狩りだせない。墓場に遺体を運ぶのを止めることもできない。産業革命を作り出した資本が作り出したもう一つの物がこの貧民窟である。失業者を救貧院で働かせ、これら貧民窟の材料(煉瓦や敷石)を作った。話しはウクライナに戻る。ロシアの戦争、帝国主義国の戦争は核が伴う。実際に使われる可能性は高い。侵略など敗けることが分かっていても何故か始めた。核は使われない、その破壊力が大き過ぎて使ったら最後、大破壊そのものしか残らない。だが、戦争が終わるのが分かっていて使ったのだった。原発の破壊もまたありうる。なぜそこまで行くのかと思うだろう。産業革命によって開始された破壊の、数々が、資本主義国家そのものを破壊することで、まるで仕返しをするかのように、精算を、修正を、迫っているかのように感じるのは私だけではないだろう。アフリカが、あたかも、欧米各国にその責任を果たすよう迫っているかのようだ。その平和的解決とは何かである。高層ビルが立ち並び、破壊されている。国境があって、国境を越える。ミサイルが如何なる距離からも発射され、欧米ロの資本帝国主義国家が消えかねない。

#Industrial Revolution#貧民窟#資本主義国#帝国主義#核#原発#Ukraine#russia#Western Europe#植民地

2022-03-05 08:21:58 +0000