2022年2月9日 TheBeatles GetBack 劇場公開に行ってきたので記念に描きました。
IMAXは臨場感が凄くて!腹の中で熱くリズムとってました。
ルーフトップコンサート の1時間を多角的に切り取ったドキュメンタリー映画で、編集されてるとはいえまさに1969年の出来事を最前列で目撃している気分になれましたよ。
スウィンギングロンドンまっただ中の1969年。女の子達のお洒落が輝いてる!
男性のスーツも決まってる!コート姿のおじさんにまちこ巻きのおばあちゃん、制服の警官までお洒落でカッコいい。
そうかこれがロンドンクオリティなんですね、と当時に想いを馳せる。
ちなみにミッドセンチュリーのこの時代、プラスチック系新素材のファッションが流行したのだそう。
※PVC(ポリ塩化ビニール)コートというそうです。
リンゴの赤いピカピカコートは、言ってみればイームズチェアを着ているようなものだろうね。
映画だと真面目に働いてる警官が悪者みたいに見えませんか?
ポールとリンゴが後に「逮捕されたかった、最高の終わり方だと思った」と武勇伝にしちゃってるけどw
1969年は世界規模で反体制、反戦運動が頂点だった頃だから、皆そんな空気だったんです、と若いファンに釈明しておきます。
ロックンロールとは、そういうことさ。
あのスコットランドヤードの警官、当時19歳、今70代のおじいちゃんで、今年注目集めてインタビューされてましたよ。
それ位昔の出来事、そこに一気にタイムトラベルできた気分でした。
コンサートの前後は、久々に「アンソロジー」を開封し、ビートルズの歴史を巡ってました。
ライブ時代の勢いは最高ですねぇ!スタジオワークも最高ですが。
ルーフトップコンサートは、ブランクがあるのでぶっちゃけ全盛期のビートルズと比べものにならないですが…それでも歴史的な瞬間に違いありません。
イラストには、キーボード奏者のビリー・プレストンも居ます。ゲット・バック・セッションには欠かせない音ですから。
もちろんビートルズは、永遠にジョン・ポール・ジョージ・リンゴで不滅です。
この後まもなく解散して、4人の演奏は二度と見られません 悲)
でも、1995年に一度だけ、奇跡の再結成を果たしているのですよ。
25年ぶりの、おそらく最後の新曲「フリー・アズ・ア・バード」と「リアル・ラヴ」
もちろんジョンも天国から参加しています。
映画の後は、余韻を味わうためレットイットビー・ネイキッドを聞いてました。
フィルスペクターに豪華に加工される前のむき身の音を聞きたくて。
シンプルな構成の余り手が入っていない素朴さがまた良いのですよ。
中学生の頃、ビートルズを全曲放送したラジオ番組を録音して、ホントにテープがすり切れてイカレるまで聞いてたものだから、全曲を年代順に脳内再生出来るようになってました。
よく深夜バスでリッスントゥザミュージックプレイインマイヘッドしてたものだけど‥まだ出来るかもって気がしてくる今日この頃です。
2022-02-17 12:51:17 +0000