たにゃお■結論から言うと、彼女は初めから従者だった。初めとはいつか？記憶喪失で見つかった時？いや、それよりはるか以前、ハピネスが、まだハルと呼ばれていた頃、星の欠片が、まだ星の欠片と呼ばれる以前、まだ原因不明の新型ウィルスと囁かれていた頃。彼女が生まれて間もなく、星の欠片と呼ばれる以前のソレを、実験体としてウィルス投与されていた。彼女は欠片とともに成長し、欠片とともに生きてきた。食らうべき中身の無い宿主を、星の欠片も食い殺さずに共生してきた。セントラルが崩壊するまでは－－－－。セントラルが崩壊する直前、彼女はハピネスから反物質を授かり、アルトラントに捨てられた。世界各地で広がる、それまでと比較にならない欠片の侵食。完璧じゃない反物質のみで、それまでと同じく食らわれずに生きられるのか、その実験のために。結果、徐々に食われる記憶や行動。抑えられない破壊衝動。例のに漏れず、彼女は食われた。最後の望みかけハピネスに会いに行った彼女は、実験結果に満足も不満見せないハピネスの手で、いとも簡単に飲み込まれた。もはや、彼女にナナコの人格は無い。そこにあるのは他の食われた従者と同じ、破壊と暴力衝動に駆られる抜け殻だけである。■最終章になって欠片の従者になっちゃいました。自分の中でルールを決めて描いていたのですが、まあ、こんなん。というわけで最後もルールを作って結果を待ちます。イメレスか、アンケートの答えか。多い答えとピクファンのエンディング内容で、ナナコの最後を決めますのでどうぞよろしくです。閲覧数とか書くと悲しいコトになりそうなので、ルールに出来ないですｗ
2010-03-19 13:43:13 +0000