海水温上昇による白化現象やオニヒトデ等による食害でほとんどのサンゴが死滅し、回復の傾向が見られないサンゴ礁。初めのうちこそサンゴの形が残りますが表面に生える藻類を食べる生物がかじっていくことで徐々に崩壊していき、やがて何もない荒涼とした海域になってしまいます。住人である生物もほとんど姿を消し、色の地味な魚等が残るぐらいになります。
本当に生命力のある僅かなサンゴしか生き残れなかったこのような光景は実物の写真を見ても辛いものがあります。環境問題を明確に指し示すこれは地球やあらゆる生物と向き合い、未来を変えていくべきであることを改めて突き付ける事実でもあるのです。
2021-11-05 11:33:49 +0000