【注意事項】
この架空鉄道会社はフィクションです。
実在の社名や地域、役職等が出てきますが、
実在する企業等とはなんら関係がございません。
現実の地方自治体や鉄道会社各社に事実確認を申し出ないでください。
※題材的にここまで書かないと架空の会社だと分かってもらえないので一応。
【プロローグ】
2015年に北陸新幹線が金沢まで開業することが決まった。
しかし、北陸経済は並行在来線で分断される危機に陥っていた。
そこで国とJR、北信越5県による話し合いが2010年から行われた。
当初、JR各社と各県は折り合いがつかず、
かなり難航し、当初の予定通りの各県による第三セクター方式を成立させることになりそうだったが、
北信越側のある県知事が、
かつて静岡県内で新幹線に関する話題で揉めた際に
当時の静岡県が静岡地区のJR線をJR東海から強引に独立させ、
のちに新幹線なしで単年度黒字化を達成することに成功した、
JR静岡という前例を持ち出したら流れが一転。
JR側も独立してもいい、と了承を得られるようになった。
その結果、JR西日本は北陸地区を切り離し、
さらにJR東日本の並行在来線の一部、JR東海の高山駅以北の不採算路線を合わせ、
北陸新幹線の運営で賄うという試算の元、
2015年3月、北陸旅客鉄道、通称「JR北陸」が誕生した。
これを皮切りに、既存の並行在来電ではなく、
新幹線+地方、という組み合わせで
新たにJR1社レベルの新設企業に移管するという選択をする地域も出てくるのだが、
そのきっかけとなった会社の物語。
独立当初は国の補助金ありきの三島会社扱いで、
営業エリアはおおよそ長野駅~直江津~敦賀~東舞鶴とその周辺路線と北陸新幹線西半分。
北陸新幹線本体は上越妙高~新大阪間が管轄。
【裏話】
もし北陸新幹線金沢開業時に北陸地方のJR線が、
第三セクターとしてではなく、JR北陸として独立したら……
という仮定の架空鉄道の設定だけ作ってみました。
大変な途中下車シリーズの平成の大合併ネタではありません。
JR西日本から2015年に北陸エリアが独立した設定の架空鉄道です。
(まあJR静岡の元ネタは途中下車だけどね。)
2021-10-30 04:43:37 +0000