歴親沌保存帝国が旧式化した戦車揚陸艦99号型(illust/17814489)の代艦として設計した艦が本艦型である。
大重量の戦闘車両をビーチング又はROROによって輸送することを目的とした軍用運送艦である。
敵前強襲揚陸を行う事を前提としており、甲板及び舷側には重厚な防御が施してある。また、速力も重視されたために菩提明王級丙型巡洋戦艦(illust/76176734)の船体を流用して速力を確保している。
大重量車両の積載及び揚陸にステータスを極振りしたために、長大な全通甲板(およそ450m)は航空機の運用を殆ど考慮されておらず、回転翼機などへの補給を行うのが関の山である。
また、速力及び排水量確保のために中央船体に菩提明王級戦艦船体を配置したことにより別途艦橋が必要となった。当然ながら菩提明王級戦艦は無人艦であり、艦橋(CICなど)を搭載していなかった。
そこで量産計画がお流れになったルナ:サエッタ級海防戦艦工廠名号9型(illust/94725795 上から4番目)の艦橋を流用してポン載せしている。
99号型は大型大重量である4号戦車(L)リディア多脚戦車の揚陸/運送を目的していた為に、設計に無理が生じてトップヘビーとなり嵐で転覆するなどの事故が多発することとなった。そのためビーチングを諦めて艦首を新造した改99号改型が登場し、この形式が長きに亘って歴親沌保存帝国内でカーフェリーとして運用されていたが、いかんせん旧式であったことからヴィクティマ級仮装巡洋艦に大型フェリー型(illust/71474037)を加えることとなった。
しかし、当初の目的であった戦闘車両の強襲揚陸を行う揚陸艦が無くなってしまう事から本艦型の建造が行われている。
中央船体の艦尾側には全天候対応型のガントリークレーンが装備されており迅速に物資の補給が行えるようになっている。→補足(illust/97539935)
※2P目は揚陸時の艦首展開の図
※※20211023
ミスを修正&艦首展開図に戦車を追加。
上から、
5号戦車Ⅲ(L)リゥル・アシャ
5号戦車Ⅱ改(L)リヒュン・ベイエヴル
5号戦車Ⅱ(L)リヒュン・アーネ
5号戦車Ⅰ-L(L)リゲルブ・レカ
T-34-76(L)ラスキ・ロゥディナ
種別:巨大三胴装甲母艦
全長:700m
艦幅:110m
基準排水量:275000t
甲板防御:対56cm砲弾防御
舷側防御:対91cm砲弾防御
巡航速力:46kt
戦闘速力:68kt
武装:
艦首80cmレールガンⅡ
45連装155mmAGGS投射機
近接防御レーザー機関砲
10連装45cm超ATS垂直発射管
35mm近接防御機関砲
長射程火炎狙撃砲Ⅱ改
補助:
RAS
新型探知/誘導妨害装置
防御空間減衰防壁
揚陸指揮装置
戦闘指揮装置
補給装置
積載物固定装置
超兵器ノイズフィルター
搭載:
ウルハーウズ級
ゴートラズリ級制御AI型(補佐)
ゴートラズリ級執政官型(補佐)
サージトッシ級戦闘機人 100体
オレンテアリス級戦闘機人 500体
全天候対応型強化3800tガントリークレーン 4基
20m運荷艇 30艇
積載:
T-34(L) 550両
5号戦車Ⅱ(L) 500両
60式重戦車(L) 200両
4号戦車(L) 150両
など、又は混載。
20m海上輸送コンテナ 2400個
艦船燃料 26000t
超兵器特殊燃料 9000t
乗員:
85名
2021-10-16 03:11:15 +0000