首都グラゼヴォ・モルにて。
古龍島を目指す旅の途中、情報収集と物資補給に首都へとやってきた十二支団。
そこで目にしたものは、破壊と浸食を繰り返す従者達と恐怖に震え、逃げまどう人々だった。
蒼き鎧の騎士を操る悪意の霧が、首都を覆う。家族を失った女達の泣き声が聞こえる。
怒りに震える男達の咆哮が轟く。それを見て従者が嗤っている。涙を流しながら。
それは浸食が進む喜びからなのか、僅かに残る人の心が流させるのか。誰にも分からない。
しかし、ここに居る者全ての涙を止める方法ならば分かっている。
悪意の霧を晴らすまで。――――――――――――――――――『十二支団、いざ参る。』
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お借りしました!【十二支団】トキオ君【illust/8742438】
牙王さん【illust/8585232】
星丸さん【illust/8764828】
ニュイさん【illust/9132226】
うちのバジル【illust/9066596】
■ブラウ・ジャック【illust/9094594】
ゲイル・デビル【illust/9171587】
■十二支団【illust/8751219】
2010-03-10 06:34:25 +0000