アリカント

チリのマプチェ族に伝わるオオハシ型の怪鳥。
金属の鉱脈を好んで食べ、金を食べた個体は金色に、銀を食べた個体は銀色に輝く。
夜行性で夜空に羽ばたいては、体が光り輝いている。
普通のオオハシと変わらず、空を飛ぶことはできるが、金属を食べすぎると、体が重くなって、空を飛べなくなってしまう。そのためなのか、飛ぶことよりも走る方が得意。
山間部にある熱帯雨林に生息している。
欲の強いならず者は、一攫千金を求め、アリカントを探し、見つけてはアリカントが泊まる鉱脈を探し当てるが、アリカントにはテレパシーの能力があり、心が正しくない者と判断すると、その者に飛んで向かい、その者の身体中を大きな嘴で突くのを繰り返し、罰として痛みつける。
逆に心が正しい者と判断すると、エンティエロという鉱脈の在処に導かれれる。
以上アリカントのオリジナル伝承でした。