東武鉄道20400型:
東武スカイツリーライン・東京メトロ日比谷線直通運転用の新型車両として70000系の投入が2017年から始まっており、70000系の投入によって余剰となる20000系・20050系・20070系(illust/31877019)の一部編成を4両編成・ワンマン化改造工事を行い、形式を改め、20400型として2018年に日光線と宇都宮線で営業運転を開始した。
今回の改造工事は日立製作所と津覇車輌の両社で実施されており、車体の帯色は「SL大樹」をイメージした濃紺色に変更し、扉位置の視認性の向上のためドア横に黄色の横縞を加えている。先頭車前面の前面窓下部には濃紺色の上に黄色を配置されている。ワンマン化対応改造の他、車内の設備は70000系ベースに内張り・床材・腰掛けがリニューアルされており、東武鉄道初となる客室扉の個別ドア開閉ボタンを設置がされている。
20400型は種車の種類により20410型・20420型・20430型・20440型の4型式に分類されており、20410型の種車は先頭車・中間車とも20070型、20420型の種車は先頭車が20000型、中間車が20070型、20430型の種車は先頭車・中間車とも20050型、20440型の種車は先頭車が20000型、中間車が20050型となっており、20050系5扉車は、5ドアのうち2ドアの客室扉部全体を塞ぎ、1100ミリメートルの側窓および座席の設置と座席下に900ワットのヒーターを設置して、3ドアに改造が行われている。
現在、東武日光線の南栗橋駅 - 新栃木駅間と宇都宮線と鬼怒川線下今市駅 - 新藤原駅間で運用されている。
現在、19編成76両が在籍中。
2021-08-31 05:42:12 +0000