デルストリア星間連邦所属 デルルデストー級航宙駆逐艦クラス1
ーー概要ーー
高出力の大型エンジンを搭載し、駆逐艦でありながらも補助エンジンを2基搭載している。
その左右2基の補助エンジンにより高機動力を確保している。
船体サイズに似合わない大型な二連装砲塔を搭載し、空間魚雷も使用した一撃離脱の戦法を得意とする。同型艦は数多く建造され、様々な派生クラスが存在する。クラス1はその中でも一番主流である。
少人数でも操艦が可能で、生産性も高い。
特徴
船体の長さの半分ほどの大型エンジンと大型な二連装砲塔だ。
この艦は機動力確保の為に(質量の)軽量化が図られており、装甲は他の艦種に比べて薄くなっている。だが実弾による戦闘を考慮し、避弾経始を取られている。
避弾経始の有効性はあまり高くない。第二砲塔左右の下部と後方に装備されている長方形は、デルスリー粒子防壁である。このデルスリー粒子防壁はビーム攻撃、ミサイル攻撃、実弾攻撃に強く、装置は三か所に分かれている。その為1か所が壊れても艦全体を補える事が可能。また2基の補助エンジンにより、機関出力を増強している為エネルギー枯渇の心配はなく、次元跳躍(ワープ)を使用したのちに、補助エンジンの機関出力(パワー)によって、直ちに戦闘を行うことが可能とされている。
メイン武器である【470mm 二連装陽電子圧縮反射砲】は計画段階からエネルギーの消費量が問題視されており、その解決策として大型の主機関と補助エンジン2基の搭載が設計された。
また、上部甲板は耐久性を上げる為、装甲は一番厚く、それに伴い船体中央部(バイタルパートを含む)の構造は頑丈な設計となっている。
ーー経歴ーー
デルス暦2581年 前期型の駆逐艦の老朽化と、デルストリア星間連邦の勢力拡大により駆逐艦をはじめ艦艇を統一する必要があった。その為様々な種類の航宙艦艇の新造が急務となった。各前線基地に配備する事を考慮し、即応力のある駆逐艦の建造が優先された。また艦隊同士による戦闘を主軸にした艦艇が必要な為、大型な主砲を搭載している。
前期型の駆逐艦と同じく、一撃離脱の戦闘を得意とするために主機関の増強、主砲の威力向上の見直しがされた。
拡張性を鑑みての設計がなされている。
クラス2 ミサイル搭載艦
クラス3 連射性能が高い主砲搭載艦
クラス4 砲塔増設艦 など…。
デルス歴2585年 1~10番艦まで建造され、試験航海に出る。
デルス歴2587年 追加建造された25隻を追加し、ポール星攻略戦に初参戦。
強力な主砲と機動力により、ポール星艦隊を撃破。
デルス歴2589年 量産開始。
デルス歴2599年 クラス2、クラス3など船体を形状はそのままで武装転換をした艦艇の建造が開始。
といった設定です。
ご参考までに。
2021-08-22 17:53:53 +0000