旧式化しつつあるアトラス級の後継として開発された"超重戦艦"
重戦艦と対惑星艦の中間にあたる艦種とされている。
数百キロメートル先からでもはっきりと視認できる巨大な船体と、その表面を埋め尽くすほどの
大量の武装はトリニティの超大型艦の伝統である。
全長は約40kmとアトラス級の2倍以上にもなり、144mの微小特異点投射機を連装で12基も搭載している。
それ以外の武装も、最新式の亜空間質量投射機と、旧式ながら高い信頼性と替えの効かない性能を持つ
フェーズドアレイレーザー砲、近代化モデルの陽電子ビーム砲を搭載し、さらには艦首固定式の
100m 極超光速砲も搭載されている。この砲は口径自体はセンチュリオン級の艦首同軸砲と同じだが
超大質量の砲弾を亜空間に撃ち込み、砲弾が持つ質量という情報のみを通常空間上に投影することで
ターゲットにダメージを与えることができる。
亜空間内では物体は光速を容易に超えることができ、この砲から発射された砲弾は800000cもの速度で
目標に向けて放たれる。
プラエトル級は搭載武装にFTL兵器が含まれているため単独で星系全体を射程に収めることができ
中核星系や首都星系などの防衛において非常に有用である。
※コメント※
基本的にこれらの船の船体構造は高密度複合材の一体成型でできています。
物質を重力制御で圧縮し、目的の形に成型してるわけです。
なので溶接やボルトどめなどが必要なく、つなぎ目が一切ありません。
武装なども、大型艦の場合はそれぞれの砲塔に独立した動力源がついていて
主電源が破壊されても発射レートは落ちますが攻撃を続けることができます。
実体弾兵器の場合、弾薬は物質転送によって直接薬室に装填されるので
艦内に弾薬庫は必要ないし、装填機構のためにスペースをとる必要もありません。
ちなみに、砲塔の内蔵電源によるエネルギーは戦闘コンピューターによって管理されていて
現状撃てる目標がいない砲塔のエネルギーを自動で射撃中の砲塔に分配してくれたりします。
2021-08-20 18:33:27 +0000