✽愛しい花の食べ方【illust/90826827】参加させて頂きます。
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✽カイ・フローレス(Kai Flores)
17歳/179cm/学生
一人称:僕 二人称:あなた、~さん
Like:人と接すること、勉強、小ぶりな花、海
Dislike:喧嘩などの揉め事、心霊談、自分の顔
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午後13時。
とある公園のベンチにていつも神妙な面持ちで座っている花食の男子学生。親しい友人がおらず悩んでいる。
13時から学校の昼休憩時間であり、15時前になると授業の為戻る。
クラスメイトがカイに近寄らないのは「自分の顔が強面だから」と思い込んでいるが、実際は話し掛け辛い暗い雰囲気(無自覚)を纏っているせいである。勘違いから視線を合わせようとしないがそれも要因の一つ。実際はおおらかで真面目。嘘がつけない性格。
自身の話をすることが苦手で口数は少ないが、人と接したり話を聞くこと自体は好き。
女性には紳士的であれという親の教えに従い、花蜜であろうとなかろうと一貫して紳士的に振る舞う。
花蜜にも花食にも偏った考えは持たず同じ人間という認識。
✽素敵な花蜜さんとのご縁を頂きました!(8/21)
硝子、或いは水面のように澄んだ瞳から不思議と目を逸らすことが出来ない。
ペルルさん【illust/91500783】 呼び方:ペルルさん
今日も、居る。
ある日から噴水越しに見かけるようになった黒衣の女性。
視線を感じる気がして、透明色のカーテンを見つめ返す。
すると、硝子のように光を集めた瞳が微かに揺らいだのを見た。
(ああ…綺麗だな)
陽の光を反射させた噴水。
それを映す彼女の瞳はまるでそう、シーグラスみたいだ。
視線が交錯して、ふと我に返る。
彼女を怖がらせてはいないだろうか…。
強面であるという自覚と、他者からの自分への噂が脳裏に過る。
そうすると、無意識的に俯いてしまう自分が酷く情けなく思えた。
なんとなく名残惜しくて。
だけど恐る恐る、彼女が居た方へ視線を戻す。
「…やっぱりな」
そこに彼女の姿はなかった。
きっと他の人達と同じように、彼女も自分を恐れたに違いない。
そう思って落胆していたのに。
翌日も、その次の日も、彼女は決まって同じ時刻に現れると、同じように噴水越しに自分を見つめているようだった。それが、不思議で仕方が無い。
(僕が、怖くないのか…?)
(もしかしたら、彼女は皆とは違う?)
(一体、どんな人なんだろう)
彼女への興味が膨らむにつれて、憂鬱だった学校の昼休みがやがて楽しみへと変わっていく。
(もしも声を掛けたら、彼女の澄んだ瞳はどんな色を映すんだろう…。)
今日も僕は、彼女と視線が交錯することに胸を高鳴らせている。
視線の先でふと、噴水が煌めいた。
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✽数少ないお話相手でお友達
リエル・トアストさん【illust/91720742】
あなたはいつも僕を驚かせるんだ…。
出会った時もだけど、友達と呼べるようになった今も。
急に懐に入り込んで来たと思ったら猫のように去っていく。
でも、だからこそ。そんなあなただからこそ、友達になれたんだと思う。
「僕、昼休みはいつもここに居るんですよ」
「勘…ですか」
「あなたは…僕のこの顔が怖くないんですね」
「僕と居てもつまらないと思うんですが…。…え、それなら、よかったです」
「リエルさんは不思議な人ですね。
僕、あなたの話を聞くのも意見を貰えるのも結構楽しいです」
「あの、こんな僕でよければ…友達になってくれませんか?」
「はい、リエル。またここで」
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不備や問題等ございましたらお手数ですがメッセージにてご一報ください。
宜しくお願い致します。
2021-08-17 11:46:07 +0000