【花食】メイソン【花食】

矛盾
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こちら【illust/90826827】の
素敵な企画様に参加させていただきます。

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【種族】花食

【名前】メイソン・ロック
【性別】男
【年齢】24
【身長】190㎝

【一人称】俺
【二人称】きみ、あなた
【その他】~さん / くん / ちゃん

【補足】
精神よりも身体の方が丈夫。

タバコ…吸わない。
    匂いとかは好きでも嫌いでもない。

お酒…飲まない。飲めなくはない。

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2021/08/28
✿素敵な花蜜さんと出会いました!

クレイグさん【illust/92258115
(呼び方:クレイグさん → クレイグ)

俺は散歩をすることが好きで、
今日は、いつもと違う道を歩いていた。

歩いていると、見えてきたものは、墓地。


(……ちょっと、怖いな)

怖いと思うことも、失礼なことなのだが、
俺はどうにも「おばけ」の類が苦手で。

お墓には、どうしても、
おばけのようなものがいそうな気がしてしまうのだ。


(まあ、でも、少し通るだけだし……)

そう思った矢先だった。

「……うわあああああっ!?」

「何か」と鉢合わせした。
思わず、大声をあげてしまう。
すると、その「何か」も驚いているようだった。
……よく見てみると、ちゃんと人間であることが分かる。
そして、とても良い香りがする――


(……花蜜?)

おばけとは別の恐怖を抱きながらも、
俺は出会い頭に驚かせてしまった彼女に謝った。


「ご、ごめん。驚かせちゃったな。
 ……お、おばけかと思っちゃって……」


へら、と情けなく笑う。
すると彼女は、拗ねた様子で、
自身が生きた人間であることを主張する。


「そ、そうだよな。
 ごめんな、おばけとか言って。
 すげー失礼だったと思う……。
 本当、申し訳ない」


深々と頭を下げる。
そして、そのまま、


「……俺、花食なんだ。
 ごめん、出会っちゃって。
 花食なんて、怖いよな……?」


と、俺が花食であることを告白した。

いつものとおり、怖がられると思った。
怯えた顔を、見たくなかった。

しかし、返ってきた反応は、
想像とは全く違うもので。


「怖がってるのは俺の方……。
 あ、あはは、確かに……
 それは、ほんと、ごめん」

「……そうか。
 きみは、強いんだね。
 うん、安心した。
 ……ありがとう、怖がらないでくれて」


嬉しくなって、思わず微笑む。
……怖がられないのは、いつ以来だろう。

彼女は、口調から察するに、
楽観的というか、明るい人なのだろう。
そんな彼女を、
俺は眩しく感じていた。


「……あ、そうだ。
 俺の名前は、メイソン。
 きみの名前も、教えてくれる?」




「え、俺の好きな花?
 ええと、味的な意味、だよな?
 ……うーん、悩むな。
 どれも結構おいしいんだよ。
 でも、強いて言えば……。
 そうだな……。
 クレイグさんの帽子についているような、
 ユリの花とか、好きかもしれない」

「え゛……。
 あー……それに関しては……。
 ……うん、美味しそうな……良い匂いがする。
 で、でででっでも!
 食べようとか思ってないからな!
 そこは!安心してほしい!」

「クレイグさんって結構身長高いんだな。
 俺は話しやすくて好きだぜ。……なーんて。
 でも、話しやすいのは本当。
 背の高い女性ってなかなかいないし、
 クレイグさんはスタイルも良いよな。
 ……あ、気持ち悪かったらごめん……」

「なあ、また、遊びに来てもいいか?
 クレイグさんと話すの、楽しかったから……
 また、話せたらいいな、って。
 ……え、いいのか?
 やった!ありがとうな!
 じゃあ、また、仕事が休みの時にでも
 遊びに来るな!
 あ、もちろん、
 クレイグさんの仕事の邪魔はしないから!」




文字数が足りないので、
続きは小説になるかと思います。

キャプション続き【novel/15899599

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最終更新…2021/08/28

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2021-08-15 04:26:54 +0000