素敵な企画「愛しい花の食べ方」【illust/90826827】に参加させていただきます。
「花食だから、花蜜だからとか関係ない。
貴方がどう思おうが構わない。でも、お願いだから私の好きは否定しないで。」
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▨名前:レクシー・アシュウォース ~Lexi・Ashworth~
▨年齢:22歳
▨好き♥:紅茶、食べること、推理小説
▨嫌い×:面倒なこと、金の払わない客
▨一人称:私 ▨二人称:あなた、呼び捨て
紅茶専門店を営む花蜜。
はっきりとした性格で、何にも臆せず物を言うが、
めんどくさがり。
楽して儲かりたい思考がある。
そしてよく食べるため、食費がかかる。困る。
両親から譲り受けた店のため、潰したくはないが
経営状態があまり思わしくなく、常に赤字ぎりぎりを生きている。
よく客に媚を売り、売り上げにつなげようとするが失敗している模様…。
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୨୧素敵なご縁をいただきました୨୧
ヴィルヘルム・ハイゼさん【illust/91522478】
(お客様→ウィル→ヴィー)
今日は、いつも以上に売り上げが良くない日だ。
どうにかうまくお客様に買ってもらわないと…なんて思っていたら、
珍しく来た新しい男性のお客様。
ここぞとばかりに営業しようと意気込んで。
「お客様、こちらの紅茶いかがです?これはお菓子にも合うし、
今ならなんと!紅茶を淹れるポットとかもつけて!すべて定価!勢いに…騙されてほしい………」
それからまたあのお客様が来た。
今日もこないだのようにたくさん買ってくれるかな。
いや、買ってもらおう!あれもこれもおすすめしてみよう。
「それはよかった!ぜひまた贔屓にしてください~!お客様好みのもの用意してお待ちしております♪」
なんて思って接客したら、
何を勧めても買ってくれるからとっても不思議。
少しは疑って断ったっていいのに。
でも、この人…いいカモ………もといい、常連客になってくれるかも…♪
「あのお客様、よくわからない壺勧めても買ってくれそうだったな~
私の店に壺があったらなぁ…いやよくないよくない」
次は来たら何を勧めよう。できれば高い茶葉を勧めて、それで……。
勧めればなんでも買ってくれるお客様。
何の仕事してるかは、知らない。
身分も何もかも知らないけれど、特に探ろうとは思わない。
たとえば、この人が花食だったとしても商品を買ってくれる限り、お客様なのだから。
「いらっしゃいませ、何か気になるものがあれば…まあ、声掛けてください」
きっともう営業しなくても買ってくれるよね?
それならばもうこのお粗末なお芝居はお終いだ。
こんだけ来てくれるのならば、店員の態度くらいどうでもいいだろう。
あ~あんまりなれない事はしちゃいけない。
いつもの倍お腹が空く。燃費の悪い身体は考え物だ。
「え、あ…そうね?私は、レクシー。レクシー・アシュウォース。
これからもたくさん買ってくれたら嬉しい!どうぞよろしくね、お客様。」
あのいつもくるお客様は美食家だったのか。
美食家に贔屓にされる店ってこれはもう安泰なのでは。
なんて思ったりして。いつもより少し機嫌が良くなってたりして。
でも、言葉でお腹は膨れないわけで……。
今日も今日とて空腹でどうにかなりそう……。
今日はもう店を閉めてしまおうか。
いいや、でも売り上げを考えると
なんて思っていたら、あの美食家のお客様がきた。
「こんにちは、いらっしゃいませお客様。もうお腹空いてどうにかなりそうよ。え、パン?!パン!!食べる!食べたい!!」
少しはしたないかな、なんて思ったものの食欲の前では無力。
あ~本当においしかった。
たくさん買ってくれるだけではなく、美味しいものまでくれるなんて!
次は何をくれるんだろう。
「私の食べている姿みて幸せになれるなんてすごい。いや悪い意味じゃないけれど。」
「タルト!ありがとう!そうなの?あとで合わせていただくわ。」
「ええ……よくわかったわね?…!!これすっごくおいしそう!!」
美食家のお客様は来るたびに差し入れをくれるようになった。
貰うものはきっといいものなんだろうなとわかるものばかり。
貰ってばっかりはさすがに……だめよね?
「ねえ、お客様。この後暇だったりする?
あ~えっと、お茶会とかどうかなぁなんて」
※編集中
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୨୧交流について୨୧
他企画の兼ね合いで頻繁な漫画での交流は難しいかもしれません。
そのため、交流可タグはつけておりません。
いただけた交流にはなるべくお返しできるようにはするつもりです。
お互い無理のないペースで、Twitterやpixivメッセージにてお話させていただけたら嬉しいです。
※キャプションは随時編集します。(8/17更新)
2021-08-09 16:12:57 +0000