愛しい花の食べ方【illust/90826827】に遅ればせながら参加させていただきます
❤︎素敵なご縁を頂きました(0812)
シャイロット・ルセル さん【illust/91471708】
(ルセルさん→シャイロットさん、ロティ)
最近、姉さん目当ての常連さんがどうやらまた増えたらしい。
ルセルさんって白い髪の男性で、いつもデザートメニューを頼むのよなんて姉さんは言ってたけれど…
私は注文よりも姉さんとの仲を取り持って欲しいだの何だの言われることの方が多いから、姉さん目当てのお客さんの相手は正直苦手。
(あぁ。あの人がルセルさん、かな…)
話しかけられても姉さんのこと勝手に喋らないように気を付けよう、なんて思っていたけれど…
彼が聞いたのは、この店のスイーツを私が作ったのかどうかだけだった。
「え?あ、はい…そうですけど…?」
呆気にとられる私に、ルセルさんはたくさん褒め言葉を並べていく。お客さんから直接褒められるなんて私は殆どないから嬉しかった。
(でもこの人、この話からどうやって姉さんの話に繋げるつもりなのかしら…?)
「ふふ、お上手ですね〜。でも私にそんなお世辞いらないですよ、姉さんと代わりますね」
「ルセルさん大袈裟だから少し恥ずかしいです…でも、ありがとうございます。パンケーキですね、少々お待ちください」
「え、そんなフォローしなくていいですよ。ないものはわかんないですし」
ルセルさんは相変わらずよく来てくれる。
姉さんとだけ話してる方がきっと楽しいはずなのに、何でか私にもよく声をかけてくれている。
悪い人じゃないと思うけど…、いつも揶揄われるし、なんだかよくわからない人。
「じゃあ味見する余裕なくなるようにうちの店で沢山食べてって貰わないとですね〜」
ルセルさんは意外と優しい人なのかもしれない。
何を話したわけでもないのに、気付いて声をかけてくれたのはルセルさんが初めてだった。
姉さんの外堀を埋めようと私とも話してるだけかと思っていたけれど、…そうじゃなかったみたい。
(私もルセルさん個人に向き合ってみよう……姉さんとのことも協力するって言ったら、喜ぶかな)
そう思ってたのに、彼の返事は私にとっては考えてもみなかったもので
「揶揄ってるってわかってるけど、勘違いしちゃいそうになります」
姉さんよりも私に興味がある、だなんて…。
いつも通り揶揄われてるだけだってわかってるのに、比べられて選ばれたことなんて私は今まで1度もなかったから
…本当だったらいいのに、ってあるはずもないことを思ってしまったの
「あ、あの…こんな、近いのは、ちょっと…困ります、恥ずかしくて…」
「ルセルさん金木犀が好きだって言ってたから、使って作ってみたんだけど…私、花食の人の味覚わからないから美味しいかわからないんだけど…これ、よかったら…」
「相手によっては少しだけならいいのかもって…、思ってるかもしれませんよ?」
逃げだしたいほど、ここが嫌いなわけじゃない。
ここじゃないどこかなんて、考えたことがなかったの。
だけど、貴方がそう言ってくれるのなら
「…私、シャイロットさんになら、…拐われてもいいのかも」
「ねぇ揶揄わないで聞いてくれる?……たまには私から伝えたくて…あのね、大好きよロティ。これからもずっと側にいてね、……恥ずかしいからそんなに見つめないで…」
◆ソフィア=ハーツイーズ
花蜜/18歳/156cm/看板娘じゃない方の花蜜
好き:お菓子作り/新しい服や装飾品を見ること/香水
苦手:カフェの制服(姉とお揃いが特に嫌)/大ぶりの花(つけると目立つ)/虫
カフェで製菓担当をしている花蜜。
たまに接客もしているが、看板娘のド美人な姉目当てのお客さんばかりなので常に早くキッチンに戻りたがっている。
花食に対する恐怖はないので、相手が花食だと知っても態度は変わらない。
花蜜食べちゃうのなんて昔話だし、そうじゃないとしてもわざわざ私を選んで食べないでしょ?というスタンス。
花食向けの試作品とか食べて感想聞かせてくれないかな♪くらいの気軽さ。
◆申請について
関係性やEDにつきましてはNGございません。
どんな関係性でも素敵だなと思っているので、2人らしいものをご相談していけたらなと思っています。
もし申請いただけた場合は24時間以内にお返し致します。
それ以上返信がない場合は不着の可能性がございますので御手数ですが再送いただけると有難いです…!
企画終了後もツイッターなどの外部ツールもしくはpixiv上でのんびりお付き合い頂ける方だと嬉しいです~!
不備等ございましたらお手数ですがメッセージよりお願い致します。
2021-08-08 14:11:13 +0000