クリスタルファウンテンと四人の魔法少女

モシリカタ エラムアンクル
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novel/series/1176139 2次創作SS「アセンション!マミ&茉莉☆マギカ 」 
 
ラコタ族の魔法少女マシュティナの固有魔法は光の速さで地球上のあらゆる場所へ移動する能力。 
アイヌの魔法少女みどりと再会したマミと茉莉。 
そこで茉莉は、以前、体験留学で茜ヶ咲中学に来ていたマシュティナとみどりが、仲のいい友人関係だという事実を知ったのだった。 
それを知った茉莉はマシュティナにも会いたいとみどりに告げると、さっそく、みどりが彼女に連絡を取ってくれて、連絡を受けたマシュティナは光速で移動する雲に乗り、日本へとやって来て、茉莉と再会。 
マミと出会うのだった。 
その後、スケジュールを調整し、日を改めてマシュティナはマミ、茉莉、みどりをアメリカ、サウスダコタの自宅へと招待した。(画像一番下) 
マシュティナの住んでいる所から、そんなに遠くない所にビッグフットヒルズという場所があり、そこにはビッグフットの友達バーゴンおじさんが住んでいて、ベトナム戦争時代に生きていたシャイアン族の魔法少女が、残したといわれているパワースポット遺産クリスタルファウンテンがある。
そこは周りを白い崖に囲まれ、常にきれいな水が湧き出ている美しい泉で、所々大きな紫水晶が水面から顔を出している。
この水晶には、驚いた事にソウルジェムを近づけると穢れを吸い取り、浄化してくれる作用があるのだった。
吸い取った穢れは、水晶の中で未知の化学反応を起こし、マイナスイオンに変換され放出される。 
嘗て、この近くに住んでいたシャイアン族の魔法少女は、周りの大人達が戦場へと赴き、次々と戦死していく状況を見て、これを魔法少女達が力を合わせて何とか出来ないものなのだろうかと考え、魔女、魔獣退治に忙しい魔法少女達が、平和活動をやりやすいようにと願った。
その願いによって、魔法少女になったその少女は、キュゥべえと契約した夜、ビッグフットヒルズに水晶が水面から多数顔を出した不思議な泉がある夢を見た。 
翌日、彼女は引き寄せられるかのように夢に出て来た場所へと向かった。 
その場所へ行ってみると、崖の一角に異世界へと通じるゲートがあり、彼女は抵抗無く中へと入って行った。
すると、そこには夢と同じ多数の水晶が、水面から顔を出した美しい泉があった。 
彼女が見た夢では、その水晶にはソウルジェムの穢れを取ってくれる作用があるというものであった為、彼女は恐る々、自分のソウルジェムを水晶へと近づけ、夢と同じ現象を確認するのであった。
これで危険な魔女、魔獣退治の為に使う時間を削減する事が出来、その分、魔法少女達は平和活動に時間を使う事が出来ると喜んだ彼女であったが、事は上手くいかなかった。 
彼女が平和主義で博愛主義であるのはいいのだが、理想が高かったのだ。
それが願いに影響してたからなのか、クリスタルファウンテンに魔法少女の友人達を案内しても、誰もそのゲートを通る事が出来なかったのだ。 
どうやら、その場所は人を選ぶ場所らしく、マシュティナ同様、彼女と交流があったビッグフットのバーゴンおじさんによると、優しい性格であっても心から平和を願っていても、心に何かに対して偏見が強かったり、特定の人間集団に憎しみや嫌悪感を持っていると、ゲートで拒絶されるのではないかという事であった。 
彼女と最も仲が良かった親友もまた、その場所に案内されたが、他の魔法少女同様、拒絶された。 
その事にショックを受けた親友は、それが原因で彼女との関係がぎくしゃくするようになり、やがて魔女化。
彼女も魔女となった親友を倒す事が出来ず、親友が魔女になったのは自分のせいだと己を責め、彼女は躊躇しているうちに魔女に殺されてしまうという最悪の結末となった。 
魔女結界から出て来なかった彼女を見ていたバーゴンおじさんは、彼女が魔女化した友人に殺された事を悟り、平和の為に戦う魔法少女達の為に願って出現したクリスタルファウンテンのゲートを、悲劇を招いた為、彼が納得のいく魔法少女が現れる日まで、魔法少女達にその場所を教えるという事はしなかった。 
それから何十年という年月が経ち、地球がアセンションする事に関係して、世界中で上級魔法少女達の活動が活発になってきた今、クリスタルファウンテンが、その役目を果たす時が来た。 
マシュティナが、魔法少女になった時、それまで彼女の考え方や行動を見てきたバーゴンおじさんは、彼女だったら大丈夫だろうと判断し、彼女にクリスタルファウンテンのゲートを教え、見事彼女はそのゲートを潜る事が出来た。 
続いて、マシュティナに案内されたみどりが、そして、マミと茉莉が、ゲートを潜ってクリスタルファウンテンに辿り着く事が出来、その後も次々と世界の為に、魔法少女達の未来の為に戦う魔法少女が現れ、そこへ辿り着く魔法少女は次第に増えていくのだった。 

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2021-08-05 10:09:03 +0000