科挙の最終試験が終わり、冬が春に替わるころ、
礼部南院の東門に、科挙の合格者が掲示される。
1:朝、暗いうちから合格発表を見る人々 極楽か地獄か
2:虎榜(龍虎榜)。「若くして名を虎榜に連ね」・・・映像用に見栄えを良くしています。 なお実際は紙を貼り付けるらしい
3:吏部の門。オリジナル設定として、この門は開かない(偽扉)ものとした。狭き門を表象するために。なお、前方の築山に隠れて見えません
4:築山(高さ1丈)とそれを警護する兵士。これで合格者が誰なのか見えるんでしょうか・・・まあ昔の人は視力が高かったとか、口コミでどんどん広がるとかそんなんだろう
築地はそれだけだと地味なので、お役人の服の色を身分の高い順に上から重ねてみました。一番上は土だけど、概念としては白(学生の色)。進士合格者は、服の色こそ白(平民)だけど、色付きの服を着ている役人よりもエライのだということで。
5:全体像。
6:「隴西の李徴」に山と月が隠れていることに、中島敦は自覚的だったのだろうか・・・西と東は、唐代伝奇からの仕込みだと考えられるけど
7:不合格者の皆さん。男ばっかりなのは、科挙試験を受けられるのは、男の良民だけだったからですわ。そういう時代だったんです(清の時代まで続く)
8:合格者の皆さんは、色々な儀式が終わった後、試験官の先生と共に(これは今の感覚からすると変ですけどね 事前運動とかもアリアリだったんですわ)曲江地の宴席に向かう。
9:合格者と試験官の先生。劇の都合もあって合格者数はミニマムに。実際は20-30人といったところか。
10:食事の後に酒の回し飲みである。カンパーイ! は無い。
11:皇帝陛下の居られる楼閣(紫雲楼?)に杯をささげて。ここのアニメは見ものなのだけど(自分で言うのか)残念ながらpixivでは表現できません
12:建物はパーツに分けて、シャドウボックスっぽく重ねます。
13:製作途中
14:玄宗皇帝と楊貴妃。映像では顔をはっきり見せないようにしてます
15:葡萄酒美味い・・・・
16:屋形船で大雁塔へ向かいます(向かえるのかなあ・・・水路があったのは確かなのですが、ここまで幅が広いのだろうか)ここのアウトランスクロールは前半がどうもうまく行かなくって、編集でごまかしたりもしたのですが、
まあ、後半はいい感じです。
次回は:大雁塔。
2021-07-22 12:15:30 +0000