柿キバ海水浴デートです。
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「今日海の日じゃん!」
「かっきー海行こ海!」
暑いから嫌だという俺の返信などお構いなしに、彼女は家まで押しかけて来た。
「うわダッッッッサ!! ブーメランパンツとかガチ勢じゃんwww」
「お前がいきなり誘うからだろ…。海水浴とか中学以来だし…」
「夏が来たら準備するもんっしょフツー! これだからオタクは…。ほらコレさっさと膨らましてよ」
そう言って投げつけられたのは、やたらデカい浮き輪。
足ふみポンプが出不精の鈍った体にはこたえるが、何とか空気を入れ終わった。
初めて見るメガネ型の浮き輪。
どう使うのか困惑していると、
「こうやって使うに決まってんじゃん! ほら、押して」
小陽がその片方に飛び乗り、もう一方の穴をパシパシと叩いて見せた。
「あー。これいいわ。すっごい楽で」
「俺は足が疲れてきたんだけど…」
「はぁ? そんなモヤシ発言が許されると思ってんの? 私がそこらへん歩いてるマッチョのナンパについて行ってもいいわけ?」
「んなっ!」
「あー! かっきー怒った~」
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とかそういう展開が見たいですね。
喪500くらいまで話が進んだらあるんでしょうか。
2021-07-22 08:38:56 +0000