地蝕神(チショクシン)マガツミ

その辺のひとだま

疫病や飢饉などの“疫禍”を司る禍津肆神の一柱。
かつて、オオマガツミ、ヤソマガツミ、オオアヤツミと共に封印されかけたが、自らの力の殆どを捨て駒にして封印から逃れた。
その後、自らの力が封じられた“器”である“枉津の苗木”を取り込み、マガツヒの神として復権を果たした。
木の根や枝に見える翼を持つ。
ただし、飛行は出来ず、地中を潜行して移動する。
翼は自由自在に形や長さを変える事が可能。
一本の根の様な形態の時は相手の体を刺し貫き、細かく分かれた枝の様な形態の時は相手の体に絡み付かせて身動きを封じる。
翼から放たれる瘴気は、植物を枯らし、生物を病に侵し、最終的には大地を殺してしまう。
マガツミはこの瘴気を意のままに操り、敵の力や生命力を吸収する事が出来る。

〜枉津の苗木の力を取り込み、神格を取り戻した疫禍の化身、地蝕神マガツミ。
根を張り頂を広げる大樹の如く、大地を瘴気で染め汚す。
翼から放たれるのは、命を蝕み、生気を奪う疫禍の力。
彼女がその地に現れる時は、大地が死ぬ時だと言われている〜

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2021-06-30 09:11:40 +0000