曇セイウンスカイ

Semba

今日は久しぶりにセイウンスカイがトレーニングに現れなかった。最近では彼女なりに思う事があったのか、しっかりとトレーニングを怠ることもなく、レースにも出走していたハズだ。そんな事を考えながら、トレーナー室に戻るとソファーの上には人影がある。見紛う筈もない、トレーニングに現れなかったセイウンスカイだ。普段ならば彼女はサボりが見つかろうが、得意の逃走術と話術で煙に巻くのだろうが、珍しく口を開くことはなかった。 ・・・まぁ、以前からサボりの回数は格段に減ったので、小言を言うつもりなどはなく、少し世間話でもと思いソファーに近づくと、意外な表情がそこにはあった。彼女のそんな貌を見たのはただの一度きりであったので、無為に言葉をかける事には少し気が引けたのだ。しばしの間、夕暮れの中に静寂が流れた。、唯でさえ、放課後、それもトレーニングすら終わるような時間の、無人の大きな学園であったので、その静寂は少し長く思えた。そんな静寂を破らんとする為、声を喉まで押し上げると、意外な事にも先にセイウンスカイの方から声を発したのだ。
「見られちゃったかな・・・ トレーナーさん、ちょっとだけ部屋から出てもらっても・・・・・・」
まあ、そうなるだろうと思った。不意の私の介入だったので、少し気持ちの整理をつけたいのだろう。そう思いドアに手を掛けると、背後からもう一言、絞り出したような声が聞こえた。
「・・・っ、やっぱり、待って。少しだけ一緒に話せるかな・・・?」
その後部屋では、背中を向けたセイウンスカイの不安をポツポツと、小雨のような量ではあったが共有する事が出来た。

・・・以前にもすでに日の堕ちた海岸にて同じ事を思ったが、余裕そうでも常に不安と戦う彼女にできる事ならばトレーナーとして、そして一人の人間として、少しでも長く寄り添っていたいと、再びになるが強く思うのであった。

--その翌日、普段通りの晴れやかなセイウンスカイの姿が屋上にあったという。

イタい妄想 -Fin-

という事でセイウンスカイさんでした。アニメ一期当時からほんとに好きなキャラクターで、毎話OPの机につっぷしてる蕩けたセイウンスカイさん見るのが楽しみで楽しみでたまりませんでした・・・・・・
文章力が皆無なのでカスみたいなキャプションですが、気持ち悪がっていただけたら幸いです。ホントに絵の方も描いてて楽しかったので、また描きたいと思ってます・・・
次はしっとり系も描けたらいいなぁとも・・・・・・(暗黒微笑
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2021-06-17 14:47:27 +0000