名前:ことだま
種族:ひとだま
性別:男性
年齢:約900歳
一人称:俺
性格:悪戯好き
お調子者
感性が高い
能力:言霊操作
空中浮遊・空中飛行
身長:顔の大きさはソフトボール位。
炎も含めると人間の顔と同じ位。
炎の色:黒味が強い灰色
特技:文字の解読
詳細:
・裏ひとだま族のひとだまの一体。
霊魂が宿った言葉や文字が集まり、誕生した。
常に周囲を飛び回る文字が特徴。
・イタズラ好きな性格で、本の文字や文章を抜き取ったり、文章の一部を勝手に書き変えたりといったイタズラをしていた。
しかし、それが仇となり、今から約800年程前、とある法師の法力によって、体をバラバラの文字に分解されて本の中に閉じ込められるというお仕置きを受けた。
しかし、封印から解放された今もその性格は変わっておらず、時々こっそりとイタズラを仕掛ける事がある。
大抵はすぐにやくだまにバレて、後でこっぴどく叱られるのだが…。
・文字や単語に宿る力、“言霊(ことだま)”を操る力を持つ。
大抵は周囲に漂っている文字を敵に飛ばして攻撃するのだが、操る文字によって言霊の力は大きく変化するらしく、例えば“火”や“熱”と言った単語を敵にぶつけると、その単語は炎や熱属性を宿し、“剣”や“刀”、“斬”と言った単語を敵にぶつけると、その言葉は斬撃属性を宿す様になる。
しかし、彼の能力の真骨頂は“呪縛術”であり、敵に文字や単語を鎖の様に巻き付かせたり、纏わり付かせたりする事で動きを封じる事ができる。
・ことだまの周囲を漂っている文字は、彼の気分や感情によってランダムに変化する。
例えば、怒っている時は“怒”や“憤”等、“怒り”に関連する文字が多く混ざる様になり、嬉しい時は“喜”や“笑”等、悲しい時は“泣”や“悲”、“哀”等、困っている時は“困”や“難”と言った感じに変化する。
文字から生まれた為か、物語に感情移入しやすく、号泣してしまう事もしばしばある。
酷い時には、感情移入しすぎて現実と物語の区別が付かなくなってしまう事もあるんだトカ…。
尤も、やくだまのビンタですぐに正気に戻るらしい。
言葉や文字から生まれた為、古代文字も普通に読む事ができる。
普段はイタズラ好きのお調子者だが、言葉や文字の扱い方には人一倍厳しく、言葉や文字をまるで凶器の様に扱っている人間を見つけると性格が豹変、キツいお灸を据えた後にやくだまも顔負けする程の説教をお見舞いする。
同じ裏ひとだまであるやくだまとは、ほぼ同じ時代に生まれた古い仲である。
2021-06-06 00:53:03 +0000