だいぶ前に描いてほったらかしにしていた絵をどうにか仕上げて(?)みました。
(いろいろ汚いのはいつもの仕様です)
イメージは香港映画「ダブルタップ」(2000年)の時のレスリー・チャン。
「ダブルタップ」(中題:「槍王」)はオートマチックピストルを使用するコンバットシューティング競技”IPSC”を題材にした映画。香港映画の中ではそこそこ有名な部類に入ります。
レスリー・チャン演じるIPSCのプロシューター・リックが、ある事件をきっかけに、殺人を繰り返すようになるというストーリーで、実際にIPSCの香港チャンピオンだったジョー・チャン(張民光)氏が原案・射撃指導を担当(あと、役者としても出演)する気合の入れようですが、本作の評価が高いのは、今は亡きレスリー・チャン氏の演技によるものが大きいかもしれません。
無表情で、隙の無い射撃で人々を射殺していくリック、狂気と良心の狭間でもだえ苦しみ憔悴していくリック。「男たちの挽歌」で純朴な青年キットを演じていたとは思えないほど、鬼気迫る演技。
レスリー氏はこの数年後、わずか46歳で自ら命を絶ってしまうのですが、まだまだ何でもできたはずなのにどうしてと思わずにはいられません。
「ダブルタップ」。今、一番シェイギアードさんに勧めたいと思っている作品です。
「男たちの挽歌」などとは違い、「銃」という存在を真面目に重苦しく描いていますが、だからこそ見てほしいと思っています。「~挽歌」のような作品たちと対になるような存在として。
ちなみに、二枚目は…何をイメージしたかったのかもう自分でもわかんないんですけど、一応、
・警戒のあまり玩具銃を構える伊麻(と思ったけど、背丈的に伊麻の姉っぽい気も)
・それをなだめるレスリーっぽい俳優(一応、”ルイ”っていう名前あり)
と
・警官の服着た、ちょい困り気味な弥生
です。
この三人で親子三人漫才的なストーリーも考えてたのですが、それももう過去の話で…
そんなわけでお粗末様でした。
2021-05-26 10:08:04 +0000