「黄昏のレグルノーラ ~救世の後から始まる英雄譚/救世主の力と最凶破壊竜の血を継ぐ最弱の神の子が、《心の色が見える特性》を駆使して成り上がり、二つの世界を救う最強の竜戦士となるまで~」イメージイラスト
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「大河君。君は、命を狙われているのよ」
《他人の心の色や記憶が見える》“特性”に悩み、周囲と距離を取ってきた僕に、異世界《レグルノーラ》からやってきたという魔女見習いのリサさんはそう告げた。
どうやら僕は“救世主の力”を継ぐ“神の子”で、“次代の救世主”として期待されていて、それが原因で命を狙われているらしい。変な“特性”もそれが原因なのだと知らされて大混乱の僕の前に、救世主の敵対勢力が次々に襲いかかってきて……。
リサさんに導かれ、現実世界《リアレイト》と異世界《レグルノーラ》を行き来するようになった僕は、かつて二つの世界を混乱に陥れたという、破壊竜の存在を知る。
救世主だったという本当の父の顔も知らない僕は、“特性”で手に入れた情報を元に、少しずつ、過去の出来事について知っていくことになるんだけど。
どうやら僕は“救世主の力”だけじゃなくて、“破壊竜の血”も引き継いだ、とても危険な存在らしくて。
“神の子”であるはずなのに、全然信用されないし、危険物扱い。
溢れ出す力を制御できずにうっかり竜化した僕は、意図せず相手を怖がらせたり、傷つけそうになったりして。
まともに力も使いこなせない不安定な僕は、ついに居場所を失ってしまうことに。
しかも、事態が混迷を極めていくなか、再び、世界が恐怖で覆い尽くされることになるなんて……。
“次代の救世主”?
世界を混乱から救うどころか、僕自身が世界の混乱の中心にいる。
“救世主の力”と“破壊竜の血”、相反する二つのものを持ち合わせた僕に、果たして真の平和を取り戻すなんて出来るのか。
誰が敵で、誰が味方なのかも分からない。
もしかしたら全員敵かも知れない状況で生き残り、諸悪の根源に辿り着くには、《他人の心の色や記憶が見える》“特性”を駆使して解決策を探っていくしか方法はない!
これは、救世主の力を引き継いだ“神の子”の僕が、自身の忌むべき血と運命に立ち向かい、最強の竜戦士となって、2つの世界に真の平和を齎すまでの物語。
全ての謎が解ける時、黄昏ゆく《レグルノーラ》で見るものとは……?
思春期中学生男子の成長譚/追放/逆転/成り上がり/実は最強? 異世界トリップファンタジー
2021-05-04 00:34:17 +0000