・“翠雷(スイライ)”と呼ばれる翠色の雷で出来た翼と暴風を身に纏う、“天災”を司る禍津肆神の一柱。
翠雷で出来た翼を羽ばたかせて空を飛び、暴嵐と呼ばれる大嵐を巻き起こす。
・マガツヒの神の中でも最も気が短く、血の気が多い暴れん坊。
機嫌が悪いと言う理由で目に入った物を手当たり次第に吹っ飛ばしたり、訪れた地を暇潰しで更地にしてしまう事もある。
・堅苦しい事が大嫌いで、他のマガツヒの神よりもかなり乱暴だがフランクな口調で念話をする。
周りの物事に余り関心を示さない為か、少々物覚えが苦手で、余程強く興味を示した存在以外は碌に名前を覚えなかったり言い間違えをしたりする。
・オオマガツミやヤソマガツミが人の心に干渉する力を持つのに対し、オオアヤツミは人の心に干渉する力を持っていない。
〜暗緑色の嵐雲を引き連れ、翠玉色の雷と暴風を操るマガツヒの神、オオアヤツミ。
巻き起こされる大嵐は、全てを吹き飛ばし、破壊する。
風の向くまま気の向くまま、暴虐の限りを尽くすその様から、いつの日からか、人々からこう呼ばれ、恐れられる様になった。
暴れ嵐の祟り神…“暴嵐神(ボウランシン)”と〜
2021-05-01 04:40:20 +0000