また春が巡ってくる。
例え貴方が忘れてしまったとしても、私が覚えていましょう。
何度でもお話しましょう。
早ければゆっくりと。
帰り道はきっと「ああいうことがあったね」と。
叶わないこともあるのかもしれないけれど。
■お借りしました!
夜嶺さん illust/87829225
徒名草の隠れ場所 illust/88658968
この回でアナはエンディングといたします。
読んでくださった方々、ブクマコメ、色々ありがとうございました。
そしてパーティを組んでくださった夜嶺さん(にえさん)に感謝を。
こちら「花の香りを君へ」illust/89056513を流れとしてお借りしています。
夜嶺さんが持っていたアイテムのお陰でアナは回復が早かったとしています。
あと……すみません……ずっと起きてたことにしちゃいました()
アナのライフ 3章終了時点・ライフ2なので問題なく山は下りられたと思います。
頂上での願い事については夜嶺さんが頂上まで生きていれば願うことは無いのかなと思います。
もし頂上到達前で亡くなっていたとしても、その前に「まだ生きていたい」などの願いが無いのであれば無理に願うことはありません。
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▼アナスタシア・アンバーについて多少の説明
「アナスタシア・アンバー」illust/88016318
アナは魔族となっていますが正確には魔族の亜種といった感じです。
自己治癒力が高く、魔力の保有量が多いイメージです。
魔術師としての側面もありますが、治癒者としての側面が大きいことから治癒者としています。
(CSの「槍が浮く」のは魔術師としての側面だが、戦士としての戦術の知識は無い為戦闘は得意ではない)
・魔族の亜種
昔身を寄せていた魔族の中でアナだけが亜種でした。
親の記憶もなく、親戚もおらず。
アナは小さい頃に理由があって捨てられたと思い込んでいますがその実、「アナスタシア」になる前の記憶が存在しないだけです。
遺伝子素材を吸収して定期的に進化し続け、時に欠陥を生み出しながらも(CS:呪いへの抵抗力弱体化など)長く生きる生命体です。
今の「アナスタシア」となる前の記憶はありません。
生存第一主義の生命において思考にエラーを吐き出す可能性のある「以前の記憶」は不要なものでした。
次の進化においても、生命維持を阻害するような記憶は不要なものとして扱われるでしょう。
アナスタシア自身、自分が他の魔族と違うことはわかっていますが、自分は何が出来て何ができないのか、アナにすらわからない未知の部分があります。
また、自身の人体については色々いじれますので身長を変えたり、髪を伸ばしたりできます。
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エンディングにはなりましたが、描きたいものができればまた描くこともあると思います。
キャプション編集、追加する可能性があります。悪しからず。
ここまで本当にありがとうございました。
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▼つるばみについて
前回CSを投稿しようか迷いましたが、あのまま投稿するのではただ殺してしまうだけになってしまうかも、と思い控えさせていただきました。
つるばみは遠い村の村長の家の長男です。
魔術師であらゆる魔術に長けていました。
ですが性格が柔和な為か村長を継ぐのに反対する人もいました。
代々村長の家ではその年に一つの課題をこなす必要がありました。
つるばみの場合「ヘヴン登頂を一人で達成すること」でした。
「このような課題は酷く胸糞が悪い、体の良い厄介払いではないか。課題で命を落としたらどうする。奴らに人の心は無いのか?実に愚かだ。村長になった暁にはこのような因習無くしてやる」と山を一人で登っていました。
アナスタシアと同行できなかったのもその為です。
2021-04-13 22:57:43 +0000