「…まるで遊技盤のよう。こうして隊列を組んで生きているのね」
「ちっ。行く手の障害が増えてんじゃねえか」
「こいつら、自分の周りがあまり見えないらしい。一体ずつ死角を見つければ通れるぞ」
◆
「またあの霧が来る…!」
「今度は登山者の亡骸か。好都合だが、こう見通しが悪いと確認が追いつかねえ」
「触手にかかったところを確保できないかな」
「名案〜」
◆◆
動物:コンゴウギンチャク(直径または胴長0.5〜2m)
現生種
嵐の壁に入り込む風雪や雷雨、瘴気および飛来した生物などを糧とする刺胞動物。石壁にへばりついて群生しているため金剛石の守り手とも言われる。
触手で獲物を刺して捕らえるほか、ごく低速で壁面を移動する。
王、将軍、騎士、戦士などの役割に分かれて一つの群れを形成しており、それぞれ形状と動きが異なるらしい。基本的に一つの個体は特定の範囲や方向しか攻撃しない。嵐の壁の内側では、その複雑な特性を活かしたコロニー間の縄張り争いがたびたび行われる。
古代種
(別名 ベニコンゴウギンチャク)
霊牛バルーにより壁面によみがえったコンゴウギンチャクの亜種。現生種にも増してカラフルな色や形状(職種)の個体がいるようだ。
かつては現生種とともに山の洞穴を登り、天を目指して覇を競いあっていた。あるときを境にして現生種のみが興隆し、上層の固有種として存在を知られることになる。しかしヘヴンの性質は変えられず、彼らの末裔はこのエリアの瘴気に依存する生態となった。
種は統一された。だが嵐の壁から戦いの火が消えることはないだろう。彼らの血と激昂が冷めるまでは。
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非公式イベント・天を蝕む闇霧 illust/88823640
こちらで闇霧に遭遇し illust/88937758 青豹さんとバトル illust/88941567 したので、せっかくだから吊られたものたちさんともエンカしてみました。(なんだかパニックホラーの続々篇みたいになってますが気にしないで下さい)
入山者を悪霊にするなんて…許せねえ…俺と反魂バトルで勝負だ!!(子供か)(すみません)
→ID末尾:3
きっと屍者の身元確認が三人分くらいはかどったんだと思います。
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【PT:いきものヘヴン紀行】
スフィンクス冒険者保険の調査員コーネリアさん(騎士) illust/87857697 illust/88868513 LIFE:▼▼▼
サブメンバー:レパさん、シーディアン殿 illust/88996447 (クナビさん別行動中)
骸拾いのヨラさん(探索者) illust/88054164 illust/88822703 LIFE:▼▼▼
サブメンバー:皮の兄さん、骨の兄さん
牧童ティルバ(魔術師) illust/87782509 illust/88929221 LIFE:▼▼▼
サブメンバー:霊牛バルー
PFMOH最終章「天の頂」 illust/88775451
2021-04-08 14:36:56 +0000