【変更履歴】-------------------------------------
4/4 ◎存在対抗に末尾が0だった場合の追記
4/6 ◎存在対抗にライフ処理順について追記
【イベント】------------------------------------
PFMOHの非公式イベントです。
【HP0/400】
タグ:異界の神
【ルール】----------------------------------
1作品投稿するごとに、イメージレスポンスを設定した作品IDの
”末尾一桁×10のダメージ”を『異界の神』に与えます。
また、後述する特殊な行動を行ったり、条件をクリアする事で
追加でダメージを与える事ができます。
ダメージを与えながらHPを削りきると、
条件に合致したエンディングを迎える事ができます。
それぞれが作品を投稿して、協力しながらエンディングを目指しましょう。
■このイベントでは下記の行動を選択する事が可能です
※下記は全て投稿時のダメージに加算する形になります
◎存在対抗
現在残っているライフを任意の数消費して、
投稿ID末尾×消費したライフ数×10
『異界の神』にダメージを与える。
末尾が0だった場合は、一度だけ
pixivファンタジア外伝Mountain of Heavenに
自分が投稿した作品の数×消費したライフ数×10
することが出来ます。
(限界まで死力を尽くしてダメージを与えます。)
※存在対抗の処理は、投稿後の回復処理より前(作品内で消費の扱い)なので、ライフ3の状態からライフを2消費した場合、投稿後ライフを1回復するので、ライフは2になります。
ただし、ライフ3の時にライフを3支払った場合は、ライフが0になりロストする為、投稿時の回復処理は無効になります。
◎PT連携
パーティメンバー3人全員がこのイベントに
作品を投稿した場合、追加で20ダメージ与えます。
この効果は各パーティごとに条件が達成されるごとに
発揮されます。(3人パーティのみ適用)
◎存在を背負って
◎存在対抗を使ってロストしたキャラクターがいる
パーティで、キャラロスト後、同パーティの投稿者が
作品をイメージレスポンスに設定して投稿すると
『異界の神』に100ダメージ
◎差し出された手
【エヴォルシア超化兵団】に所属していない
キャラクターが当イベントに参加すると
『異界の神』に10ダメージ
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目標:いずれかのエンディングに到達
※エンディングタイトルと内容は結果発表時に開示
・エンディングA/『異界の神』のHPを0にする
・エンディングB/『異界の神』のHPを0にして、◎存在対抗を行う
・エンディングC/『異界の神』のHPを0にして、◎存在対抗を使わずにPT連携のみを使って倒す
・エンディングD/『異界の神』のHPを0にして、◎差し出された手を行う
・エンディングE/『異界の神』のHPを0にして、すべての行動を行う
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期限:PFMOH期間終了まで
参加方法:こちらのイベントシートに関連作品をイメージレスポンスして下さい
報酬:存在の欠片
(異界の神が取り込んだ数多の存在のひとかけら。
あなたが失った存在を一つだけ取り戻す可能性を得る)
〈story〉---------------------------------------
レン・シラヌイは、超化兵団の名のもと、仲間と共にヘヴン上層へとたどり着く。
傍らにいるエルとユイに視線を移す。
二人ともそれぞれ抱えるものがあり、この今だ未踏のヘヴン攻略の為命を賭けている。
ユイは孤児だ。本人の弁でもあるが、恐らくは仲間の為にこの道を行くのだろう。
エルは……拉致された経歴がある故、強いられてこの場にいるのかもしれない。
なんにせよ、共に背を任せあえるなら心強い。
吹雪の中、レン・シラヌイは手にしていた端末を横目に見ながら
雲や雪によって隠された頂上を見上げる。
「……ユイ、エル。すまないが、少しだけ付き合ってくれないか?」
レン・シラヌイは、いつも通り少し冷淡な声色で二人に問う。
だが、身体機能の調整を彼から何度か受けていた二人には、
彼のほんの些細な変化に気づく事ができた。
いつもより、焦りと緊張の伴った声色は、彼から余裕が欠如している事を
読み取るには十分だった。
だからこそ、二人は拒否することはなかった。
それが、ヘヴン攻略中の出来事なのだから、余計にだ。
レン・シラヌイと共に、ユイとエルは彼について行く。
そして、しばらくすると、異様な雰囲気が3人の背筋を凍り付かせ、
そこが明らかに”近づいてはならない場所”だと感じさせる。
だが、レン・シラヌイは凍り付いた背筋とは裏腹に、熱く滾る何かを感じていた。
そして、まっすぐと前を見据え、ずっと探していた対象を見やり
端末を同時通話モードに切り替えて話し始める。
「………聞こえるか、超化兵団」
「悪いが、これからお前らを俺の事情に巻き込む」
「デオルム・エヴォルシアには出会ったときに了承を得ている」
小さく息を吸いながら、呼吸を整えるように間を開けて
レン・シラヌイは再び言う
「俺はこの時の為だけにお前らを強化し、データを収集してきた」
「ついでに言えば、お前らを戦力にする為でもあった」
「頼む」
「俺の大切なものを取り戻す手伝いをしてくれ」
「……無理強いはしない」
「これは、ヘヴン攻略には関係のない”寄り道”だからだ」
「犠牲も出るかもしれない」
それでも、と続けながら…
「俺の世界を取り戻すために、命を貸してくれ」
事前に端末を預けた各班に声が響く。
そして、画面には座標が記されていた。
言葉足らずなのはわかっていた。
正直どういえばいいのか、レン・シラヌイにはよくわからない。
けれど、彼にとっての精一杯は振り絞ったのだ。
傍で佇む二人がどうするかはわからない。
ただただ、レン・シラヌイは
端末が示す反応に対し
覚悟と共に刀を抜いた。
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■登場キャラクター
レン・シラヌイ(illust/87932981)
ユイ(illust/87731666)
エル(illust/88519612)
2021-04-03 04:19:43 +0000