あの頃・・・。

讃岐人

ソフトボールのユニフォームを着ている小学生の頃のオリキャラの実乃里です。

以下、妄想ストーリーです。

実乃里は、気づくと小学生の頃夢中になったソフトボールの試合のマウンドにいた。最終回の裏の一死満塁、シーソーゲームの末に実乃里のチームが辛うじて一点リードしている。この回を抑えられたら実乃里たちのチームの優勝が決まる。でもバッターは実乃里が苦手としている打者だ。大きく深呼吸して、次の投球に移ろうとする直前にキャッチャーがサインを示した。

そこは実乃里が苦手とするコースだった。実乃里は静かに拒否の意志を示した。

しかし、キャッチャーは同じサインを再び示した。キャッチャーに目で「無理だよ」と送ると、キャッチャーの目は「実乃里ちゃんならできる。きっと、必ず。」と応えた。

実乃里は覚悟を決めて、キャッチャーの指示通りにナゲた。カキンと鈍い音がした。打たれた。実乃里はそう思った。

しかし、打球はバウンドしながらショートへ向かい、ショートは素早く捕球してセカンドに投球、二塁と一塁で併殺し、試合終了となった。

キャッチャーはマスクを外しながら駆け寄ってきた。マスクの下の顔は、実乃里が関係をもってしまった先輩に片思いしている親友だった。二人はチームメイトに囲まれながら、抱き合って泣いた。そこで実乃里は目が覚めた。

目が覚めてもなお、実乃里の頬には涙が流れ続けた。そうだった。実乃里は本当の気持ちを強く感じ、本当にすべきことは何かはっきりと分かったのだった。

以上で妄想ストーリーはおしまいです。

実乃里ちゃんは、小学生の頃は、野球好きのお父さんの勧めで、小学生女子を集めた地域のソフトボールチームに入っていました。実乃里はそのチームのエースで、6年生の頃はキャプテンを務めていました。そして、今実乃里が関係を持っている先輩男子に片思いしている実乃里の親友は、実乃里とバッテリーを組んでいた女の子だったのです。

ここまで目を通して下さりありがとうございます。

頂いたコメントへのお返事が滞っています。申し訳ありません<(_ _)>💦💦後日必ずお返事します。

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2021-03-29 22:41:17 +0000