遺跡に響き渡ったあの歌は、後にお会いしたオリガ殿の歌だったようだ。とても優しく透き通るような美しい歌、結局小生の知る歌との関連は分からなかったが、思い出したあの懐かしき歌詞は、正に今の小生の想いを綴ったような唄だった…小生を頼ってくれる相棒とも言えるロッタ殿、不思議な雰囲気を常に漂わせながら、常に見守って下さる 殿…小生を騎士と慕ってくれる 殿に神と崇められているのにまるで友人の様に接して下さる 殿、そして小生に再び光の暖かさをくれたハーレー殿。みんなと共に旅をする事が出来た事こそ、正に奇跡と呼べるのかもしれない…国を守れなかった贖罪の為にと始めた150年の旅で、まさかこのような仲間に巡り会えるとは、小生は幸せ者なのかもしれないな…我が儘を許されるならば、彼らともっと一緒にいたいと、一緒に「生きて」行きたいと、色んな景色を彼らと共に見ていきたいと、あの唄を聞きながら、そう思った…
オニキスの日記より抜粋
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こちら【illust/88686327】の歌を聞かせて頂いた時のお話です。
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お借りしました
【光の寄る辺】
堕天使ハーレーさん【illust/87855563】
獣人ロッタさん【illust/87732177】
白槍のオニキス【illust/87725972】
樹海の幻獣 リルホース【illust/87959927】
【歩き廻る影】
導かれし者ヴェアさんと啓蒙する影さん【illust/87721354】
禍纏う刻狼 マクベスさん【illust/87949932】
【白鋼の翼】
うたうたいのオリガさん【illust/87720359】
隻角のアウストラさん【illust/87722027】
誘魔の放浪者 ウォルさん【illust/87842196】
不撓のグレゴリーさん【illust/87765531】
2021-03-27 15:24:52 +0000