世界蔦を行く二人と一匹。その最中、シュウはテワを薄暗い森の中に誘う。
そこには一本の桃の木があった。
「あら、桃ですか?」
「面白い桃でね、手に取ってみるといい」
「…光った!?これは!?」
「『桃太郎』と呼ばれる桃で、手に取った者の強さに比例して光る珍しい桃だ。ただし、死臭をまとっていたり、負の感情に支配されていたりするとそうは光らないそうな…師匠の受け売りだけどね」
「私の…強さの光…」
「春の木漏れ日のような暖かな光だ、そんな光り方をするのは珍しいな」
「ガウ!?(俺のは!?」
「お前のは真夏の猛暑日の熱射だ、強すぎるんだよ」
「では、シュウさんのは?」
「俺のは…冬の太陽かな…」
フモート付近、不帰の洞窟と果物狩りしてたのでシュウにもうつったようで
四枚目はやってみたかっただけですお気に障ったら申し訳なく…!
お借りしました
麗しの騎士様…illust/88051484
いつの間にか頼りになる熊…illust/87881273
カッコつけたかった唐変木…illust/87762142
行動に支障をきたすようであればスルー推奨で御座います。
(二章で衣装チェンジしようかと思ったけどお裁縫していただいたので続行!
2021-03-24 15:53:21 +0000