「数多のダンジョンを渡り歩きその名を轟かせた冒険のエキスパート!
彗星の如く舞い降りたこのカノープス様に付いて来ればあんたも天下一さ!」
「…はっは~ん、あからさまに信じてないな?
いいよぉ。長生きの秘訣は思考を止めないこと、これに限る」
◆ カノープス(Canopus)
男/177cm/外見年齢 20前半~
Job:探索者
ライフ:▼▼▽
楽観的でのらりくらりとした青年。
飄々とした態度で掴みどころがなく、打算的。
時折地に落ちる影に星がちらつく以外は普通の人と変わらない姿をしている。
自身も豪語するように、不思議と運に恵まれているようだ。
ヘヴンへ向かう道中、不帰の洞窟で共にモンスターを討伐した者達と意気投合した。
これも成り行きだと笑うが、その首に下げた品は存外気に入っているらしい。
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◆ 経歴・PT
二章 … 剣の尾根
・悪食のルミ(illust/88680798)
・滝壺の霊王 ローワン(illust/88680800)
三章 … 竜の背
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◆ 不帰の洞窟にて
・悪食のルミ(illust/88680798)
・滝壺の霊王 ローワン(illust/88680800)
・クローエ(illust/88699931)
・鍵守のクレトース(illust/88703867)
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リアルとの兼ね合いもあるため期間内のレスポンスはお約束出来ませんが、交流頂けた際は何かしらの形でお返しできればと思っています。
エンカウント等ご自由にしていただいて大丈夫です。よろしくお願いいたします。
◇ 企画元 pixivファンタジア外伝 Mountain of Heaven(illust/87556705)
◇ ロゴお借りしました(illust/87720297)
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◆
長い夜の中にその者達はいた。
彼等はその身に星を宿し、その影に星雲を映した。
耳に届く囁きはこの星の未来を指し示す。
それは星の声、彼等の平穏を守る天の啓示であった。
「そう、どいつもこいつも未来にばかり追い縋る。
そうして肝心の“今”に目もくれないってワケ。馬鹿らしいだろ?」
星の声に応え、星の声のままに息をする。
先を見据え、眩む目を押さえてばかりの人生に意味はあるのだろうか。
星は告げる。その頂に待つのは滅びであると。
ならばこそ、行くしかないのだ。
誰に言われたからではない。己で決めた道を己のために。
未だ誰も知らない、この身で切り拓ける未来があることを証明するために。
◇
宙から落ち、夜の闇に抜け、日の下にさらしたその身の星は既に枯れ果てた。
褪せたその色にかつての星はどこにもない。ただのヒトと変わりない。
ああ、でも、これで良い。俺達ならどこへだって行ける。
お前もそう思うだろ?シリウス。
2021-03-24 14:01:20 +0000