「なーんか木登りしたらお腹空いた気がしないかね?アリソンくん!
ここいらでお昼ご飯としようじゃないか!そうしよう!!」
「さっきおやつ食べませんでしたっけか…食べたっすよね??」
「あ、この辺開けてて休むのに丁度よさそうですよ。」
「自由だな……ちょ!前前!!やっばいのがいるっすよ!!!隠れましょうよ!!!」
「ん?あぁ、大丈夫大丈夫。”彼女”はね……」
「彼女」について
世界蔦内を徘徊しているモンスター。
身体は霧のようなヴェールのような素材で出来ており
刃物も槍も弓も爆薬も全く効かない。
幽霊のような風貌の為ヘブンで失われた魂が集まって出来ただとか
残された家族の悲しみを喰ってでかくなるだとか
旅人の間では噂されているが推測の域を出ない。
巨大で不気味だが害はなく微かな歌声と共にゆったりと動く。
凶悪なモンスターが跋扈するこのヘブンでは珍しい類と言えるだろう。
そんな彼女と遭遇した時のルールはたった一つ。
”彼女の巡礼を決して邪魔してはいけない”
討伐不向きなのでそっと眺める感じにしといてください。
お借りしました
ホタカさん【illust/87847158】
セリカさん【illust/87724275】
アリソン【illust/87946466】
2021-03-21 03:41:16 +0000