3章最終日って山頂じゃなかったのよ…誰か気づいた…?
そう、気づいていたのね…わたしはこれ作ってるときに気づいたわ…フフ……
亡国騎士団ヴェルタドナウ(illust/87787328)
【名もなき祝詞】
父は立派な方でした
母は気高き方でした
私に流れる勿忘草は
運河のように深い青
空のように高い青
私を満たし 貴方を包む
ドルフ山は隆々と 熟れた葡萄は艶やかに
聞こえる 香る
ワイン踏みの少女の声が子守歌
ガラス職人の型吹きで目を覚ます
真っ白なチーズはいかがでしょうか
友は尊き方でした あなたは私の誇りです
私に流れる勿忘草よ
還る時にはなにもかも
あなたが憶えてくれますように
2021-03-15 13:00:30 +0000