俺の名前は湊カツミ。
俺達の住む町・綾香市では、世界に先駆けていち早く【全車両モルカー化】が進められていた。負担や援助については全てアイゼンテック社が負うこととなっており、そんな中でウチでもモルカーを購入する事になったのだが……俺はその事を全く知らなくて。
父さんが勝手に、ウチの営業車になるモルカーを購入して来たのだ。この子は真面目そうでしっかり働いてくれるからと、家族に相談せずに。
でも、俺は何となく気付いていた。
モルカー……アビーの面倒を、一番見る事になるのは俺だ。
まぁ、イサミやアサヒも興味本位で面倒は見るのだろうが───────
という妄想です。愛染マコトならやりかねん。
novel/15679254
話をアップしました。
2021-03-13 13:07:43 +0000