商人というのは難しい職業である。
顧客が欲しているのは良いドリルではなくてドリルを使って開けることができる穴であったり、
そもそも顧客自身何が欲しいのか分かっていなかったりする。
具体的には、名称を顧客が知らない、顧客の目的の成就のさせ方が難解で迂遠、実は今の状態だと解決すること自体ができない、そもそも言葉も通じないし相手が霊だと姿も見えない。などの例がある。
しかしここで客を逃しては商売人の名折れ、アキンドの恥である。上客からの報酬を逃し、さらに客の繋がりによるチャンスも失うことになる。あまつさえ組合の仲間から笑い者にされてしまう。そこで商人は己の経験と知識を駆使し、客の欲しているものを明らかにする。
ここでの問いかけが適切であるか、最小限にできるかが商人の腕の見せ所である。
ある商人はニオイが重要だといい、他の商人は客の表情が重要だという。
最終的には商品の名称すら出ず、『アレ』だけでやりとりが成立する。なんてこともザラである。
これを魔法と呼ばずしてなんと呼ぶことができようか。
というわけで魔法の紹介でした。魔法って奥深いなあ
イエモリ君は多分内衣の補修とかしたかったんでしょう。
pixiv Fantasia Mountain of Heaven 【illust/87556705】
小さき盾のイエモリ【illust/87912054】
オーデン【illust/87784726】
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このままだとツッコミがいねえ
現在ジョブ
商人×1 騎士×1
2021-02-27 06:10:52 +0000