(「やあテルテ、お久しぶりだね。ソシアルだよ。あ、かわいいフードだね」)
テルテは、後ろからかけられた声に振り返る。
それは聞き慣れた、同郷のお兄さんの声だった。
(「ソシアルさん!あ、ありがとうございます!これ、親切なはがね人の方にいただいたんです。」
「ソシアルさんも、そのマフラー、ブーツと合わせて、とてもいい色合いでかっこいいですね!」)
外套の袖をパタパタと震わせて、楽しそうに語り出す。
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それから少し、いやしばらく、いや沢山の積もる話を二人でした時、
彼からの同行の声がけに、テルテは目(見えはしないが)を輝かせる。
(「へっ、わたしでいいんですか?」)
旅をしようと勢いで飛び出して、ひとりぼっち。
心細くなったところの声掛けに嬉しくならないはずがない。
まずは最初の冒険の地から、後のことはおいおい考えていこう、なんて相談をして、
(「ぜひ、よろしくお願いします。」)
そういって頭を下げた。
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ということで、こちら【illust/88066696】でパーティにお誘いいただいた者へのご返答となります。
2/26ソシアル・クルーズさん【illust/87740053】とご縁をいただき、PTを結成いたしました。
まずは、一章から、よろしくお願いします。
うちのクルーズ
テルテ【illust/87809754】
何かあればDM等でおしらせください。
2021-02-26 14:24:07 +0000