【PFMOH】ホネワケ/シデカズラ

照留セレン

あるいは土産に、あるいは手向けに
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左図:ホネワケ(骨別)

ヘヴン周辺の山地で稀に見られる菌類。花弁状の菌体を持つ。
繁殖力は低いが生育が速く、新鮮な動物の死体の上に群生すると骨を残して分解する。
ヒト程度の大きさであれば数日で白骨化させる。
青白く光る胞子を放出した後、菌体は液化し消滅する。
液化前の菌体は可食。ただし生食時の幻覚症状が報告されている。

右図:シデカズラ(四手葛)

山地の自然林に分布するつる植物。
岩肌や木の幹につき、森林限界では地を這って伸びる。
葉は互生で深く4裂。房状の花序をつける。
成熟化は中央で2片に分かれ、風によって拡散される。
毒成分も薬効成分もなく、筋が多く食用に適さないため、大株になりやすい。
つるは一見丈夫そうだが、中空で千切れやすい。
神域に植栽されることがある。

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生息地で採録された言い伝え

ある泉の前で仲間を殺した者が、草のつるで死体の首を括って木に吊るし、自殺に見せかけようとした。
それを見た泉の精はたちまち激怒し、龍に化けて毒を吐いた。
人殺しはつる草を伝って崖を降りて逃げようとした。
しかし泉の精は、その草の髄を腐らせた。
するとつるがぷつりと切れ、人殺しは地面に落ちて死んでしまった。
シデカズラが千切れやすいのはそのせいだとか。
殺された者の身内が駆け付けた時、人殺しはひどい有様だったが、殺された方の亡骸はすっかり骨になっていたという。

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良識の範囲でご自由にお使いください。

素敵なタグをお借りしました。ヘヴン周辺の山岳信仰に関連する伝説ということで…【illust/87720273

PFMOH【illust/87556705

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2021-02-23 15:48:13 +0000