▼山のバター(俗名。正式な名称は別にあるらしい)
主に山地にて生育し、他の樹木に絡みつきながら生長し、バターに似た脂肪質の果実を実らせるつる性植物。
果皮が赤色のものは微量の塩分を含む。青色は無塩。
家畜を育てられない程の高地に住まう山岳民族の一部には本種の果実を茶に投入し、バター茶として飲む習慣がある。(一ページ目のイラストを参照のこと)
栄養価は脂肪分に富み、各種ビタミンやミネラルも豊富。
乳から作られたバターと比べると風味は一段劣るが、近年菜食主義者や健康・美容志向のひとびとから完全植物性のヘルシーなバターとしてにわかに注目を集めつつあるらしい。
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どうしても自キャラの姥捨て親子【illust/87767334】【illust/87935273】にバター茶を飲ませてやりたかったのですが、かれらの村は周辺との交流がほぼなくバターの入手が著しく困難なうえ、かれらの種族は完全菜食者であるため、その辺の問題をクリアできる植物を生やしました。
モデルとなった植物は、実り方はアケビ、栄養価はアボカド。
味は普通の乳から作ったバターの方が断然おいしいので、財力のある方は普通のバターを、
ヘルシー志向、節約志向、まずしい気分を味わいたい方は本品をお使いになるといい感じなのではないかと思います。
▼一頁目でお借りしているもの
焙じて香ばしく、さか菜【illust/87805854】
……バター茶を作る際は、あるなら紅茶【illust/87785711】で作るのが一番いいのですが、茶葉が育たない、かつ交易での入手も難しい地域ではさか菜をはじめとした野の草花でバター茶を作るのだとか。
湯沸かしにはこれ、ボイライト / 湯沸石【illust/87894240】
……茶葉の入ったポットに直接ぶちこんで使用。繰り返し使えて便利!
ロゴ素材【illust/87720297】
2021-02-23 06:12:17 +0000