新月の深夜、エキドはヘヴンに向かう前の最後の宿で寝れず、全身の痛みに声を漏らさずに耐えていた…。
「ゔぅっ…全身が…い、痛い…」
手を見ると、手だけで竜化しているが、それ以外は特に変わってなかった…。
「くそっ…なぜ私だけ、完全に竜化することができないんだ…」
そう言って竜化した手を握りしめると、竜の鱗が剥がれ落ち、人間の手に戻り、いつの間にか痛みも治まっていた…。
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■ うちの子
エキド・ヘスティア【 illust/87823955 】
ライフ:■■□→■■■
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■ 企画
Mountain of Heaven pixivファンタジア外伝【illust/87556705】
2021-02-18 12:17:40 +0000