「白い・・・光が見えるの・・・」
エヴォルシア超化兵団で開発された決戦兵器
■名:リーファ
■性別:女性
■年齢:12歳程度の外見
■身長:138cm
■一人称:リーファ 二人称:相手の名前+階級+さま
■職業:魔術師
■第三世代強化兵だが、兵器扱い
エヴォルシア超化兵団 illust/87720288 所属の第三世代超化兵。
常に本を持ち歩き、食事をとることも眠る事もせずにずっと本を読んでいる。
いつもぼんやりしていて無表情で口数が少なく片言。
しかし好奇心旺盛でどんなことでもやってみようとする。
記憶力はとてもよく、頭の回転も速い。特に計算が得意。ただし本に載ってない事は全くわからない。
会話や遊ぶことは好きだけど、言葉は片言。コミュニケーションは下手だが苦手だと思っているわけではなく、貪欲に「会話」をしようとする。それは自分の能力をより強力にするために必要な行為であり、印象深い思い出や思考は彼女の力になる。
初めて会うはずの人、ほとんど全員が、なぜか自分の事をよく知っている風なのを疑問に感じている。
運動ができるわけでも武器が扱えるわけでもない。
ただ彼女が一度魔法を発動させれば、戦闘は終結する。
■強化内容
魔法・ディスインテグレートの使用と、概念への干渉。
自身の記憶と引き換えに対象の生物を消し去る魔術。対象は一人。
発動条件は、リーファと対照がお互いの存在を認識していること。
対象になった生物は、身体の末端からヤスリで削り取られたように消滅していく。
相殺された記憶の分だけ、対象の肉体は削り取られる。
観測されていないモノは存在しない、という概念に干渉する魔術。
術者の記憶認識を代償に対象の存在を否定する大魔術である。
対象の生物の記憶の総量が多いほど大量の記憶が失われる。
なので、知的生命体と相対する場合は滅しきれず倒れてしまうが、対象も無事では済まない。
対象を滅しきれなかった場合は臓器の維持すらできないほどに脳神経の機能が失われる。
全ての記憶を失う瞬間に見える「白い光」が何なのかを知りたいと願っている。
戦闘後は薬品と魔術によって生命維持に必要な程度の記憶を補填する。
彼女が片言で言葉少ななのはそうした記憶の補填があっても経験を伴っていないから。
■経歴
「リーファ」プロジェクトに関して、その素性は一切公開されていない。
おそらくは孤児であろう。多数の子供が人間兵器「リーファ」の実験台にされた。
第二世代の「リーファ」は使い捨ての兵器だった。
第三世代の「リーファ」は再利用可能となった最初の個体。
彼女はその魔術の特性上、過去一切を忘れている。
第三世代の「リーファ」は彼女一人だけ。
既に数度の戦闘で彼女の能力は使用され、復帰に成功している。
彼女の担当技術者は言う。
「必死に蘇生して、記憶を修復しても、必ず言われるんですよ。「はじめまして」って。心が折れそうですよ・・・」
2021-02-17 12:30:01 +0000