永田奇病「天山病」
前人未踏の地、ヘヴンの山頂を目指し登っていく者が発症する奇病。ヘヴン特有の酸素や気候、気象現象、高所での環境の変化に体が順応できず発症するとみられているが、現在でも殆んどのことが解明されておらず、治療法はない。
天山病を発症した者は、必ず死に至る。
主な症状は頭蓋骨の変形。強烈な頭痛を伴い頭蓋骨は歪み、やがてその骨は皮膚を破り、角や枝のように伸びていく。骨は成長を止めず、発症者はその重さで首をもたげることになる。
数日経つと頭だけでなく、体の至る箇所の骨が歪み始め同じように皮膚を突き破り上へと伸びる。
それはまるでヘヴンの頂上を目指すかのように、上へ、上へと伸びていく。
発症者の最期は、木そのもののような姿になり、立ったまま地に根を張り息絶える。
画像は天山病を患い亡くなった女性であるが、発症した生物のなかで最も美しく、状態の良い亡骸であった。
その遺体は■■■学会にて厳重に保存されている。
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※この病を使用しキャラクターを作成していただいても問題ありませんが、必ず死に至るという設定がありますのでご注意下さい。
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2021-02-13 10:24:56 +0000