ヨコヅナイワシ

ざんくるす

分類:セキトリイワシ目セキトリイワシ科クログチイワシ属 Narcetes shonanmaruae
全長:138cm
分布:駿河湾
 水深2171〜2572mの漸深層で採取されている。胃の中から魚類の耳石が見つかっており、魚類を食べると考えられている。
 体はセキトリイワシ科魚類の中でも大型。側線上方横列鱗数は18-19。背鰭軟条数は14。臀鰭軟条は11-12で、臀鰭は背鰭よりも後方にある。上下の顎に歯列が発達する。頭部は他のクログチイワシ属よりも相対的に小さい。
 栄養段階の解析から、駿河湾における食物連鎖の頂点に位置するとみられている。
 2016年に4個体が採取され、2021年に新種として記載された。学名は本種を採取した漁業実習船「湘南丸」に由来する。

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2021-01-28 10:58:28 +0000