参考:小宇宙スペシャル:
聖闘士星矢原作、単行本及び文庫本
連載マンガ中の年表はこちらに
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西暦1987年はNDの地上歴1990年にあたると確信しているが、地上歴の年始め1/1が西暦の何時かは不明である。この年表では古代ギリシャに倣って春分の日と仮定して作成しているが、必ずしも春分の日であるという根拠はないので注意。
太字で名を記しているのは、原作漫画での初登場にあたる。
☆銀河戦争
●銀河戦争は連日ではない
作中にて昭和61年(1986年)9/10(水曜日)に、銀河戦争の記事が集英スポーツに掲載される。
新聞でも見開きであったことから、前日の9/9に記者会見があったと推測できる。
紙面には一週間後に開幕の描写もあり、素直に考えれば9/17が開幕日であろう。
第1試合後に城戸沙織は「残る聖闘士を呼び寄せなさい」という台詞がある、
また、銀河戦争の時に紫龍のケガがよくなっていた「期間」があることや星矢が「入院していた」描写があること、
聖域が銀河戦争のことを知ってから「郵便」で氷河に任務を命じたこと、そして作中に「何度催促されても(中略)大会に出るつもりはない」という氷河の台詞があるので何回か催促されたわけでその期間もある、
同様に、一輝にも討伐の勅命が何回かあったであろうことを考慮すると、銀河戦争が連日では無く、ある程度の日数をおいて試合を行っていたと推測される。
銀河戦争の試合日を月に一回と仮定した場合、もっとも作中描写や台詞と矛盾しなかった。
海皇戦ではある程度、詳しい日時の描写があり、日付が確定されるのでそこを中心に台詞と整合した結果、銀河戦争は連日ではないと判断した。
☆誕生日と年齢について:小宇宙スペシャルの全聖闘士年鑑
●公式年齢は初登場時の年齢
同本全聖闘士年鑑データが「何時の時点」であるかは公表されていない。
何時の時点であるかで、星矢達の年齢はそれぞれ変化し、作品中の台詞や資料の表示の仕方の整合性がとれず、おかしなことになってしまう。
例えば「銀河戦争時点」だとするとジュリアンの年齢は15歳でなければいけないし「十二宮の戦い時」とすれば、作品中の星矢の年齢に対する台詞に矛盾が出てしまう。
また「海皇戦時」だとするとサガやデスマスクなど十二宮の戦いで死亡した黄金聖闘士に、アイオロスにはつけた享年など死亡時につける表記がないのは整合性がない。
作中の台詞との矛盾を出来るだけ少なくし、かつ資料の表記の仕方の統一性もあわせて考察してみると、このデータは「各登場人物の初登場時」であると推測出来る。
その結果を含めて年表を作成した。
聖闘士星矢の最終回までに、青銅では、星矢、氷河、紫龍は1才年齢を重ねている。
黄金聖闘士ではムウが21才となり、貴鬼やシャイナ、魔鈴も一つ年齢が加算される。
星矢は1986年の夏には13才であるならば、13才になったのは前年の1985年の12/1である。
1986-13=1973年だと勘違いしやすいが、実際は1985-13=「1972年の12/1」が星矢の生年月日であろう。
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注2) 星矢がカシオスに「6年間聖域で生き延びられた(略)」との台詞。魔鈴の回想でも「6年になるの」との台詞有り。またその回想の中で星矢がフードの男が星矢の年が7歳だと紹介している。
星矢が聖域に居た期間は6年間。聖域へ来たの時星矢は満7歳である。
備考:2
天馬座「獲得時」で星矢の年齢が13才の場合は、星矢の満7歳は西暦1979年12/01以降となる。
1979年の年末、7歳になってすぐに訪希したとも考えられるが、それでは修行期間が6年9ヶ月となり、それを「6年間」と表現するには普通の感覚では違和感を覚える。
修行期間が丸6年間と仮定すると、星矢の訪希はおそらく1980年の夏頃だと推測される。
ギリシャに行く日の服装も半袖でもあったこと(車田漫画には季節感は関係ないが)に加え、1986年9月10日前には聖衣獲得をしているので、1980年の夏頃に聖域に来たと考えれば時間軸に矛盾はない。要するに、星矢は7歳半くらいで聖域に来たのであろう。
修行期間は1986-1980=6年、6年とプラスマイマス1、2ヶ月くらいであろうと考えられる
もし天馬座聖衣「獲得時」の星矢の年齢が12歳の場合、星矢の満7歳は1980年の12/01以降であり、聖域に来て修行を6年間修行を積むには1980年の夏頃には聖域に到着しなければならない。
その時の星矢の年齢は満6歳。作中の台詞と矛盾する。
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注3) 作中の新聞に「西暦1986 昭和61年09/10付」と表記され確定できる。
取上げ方も見開きということから、城戸沙織の記者会見はおそらくその前日であろう。
内容は一切不明として大きな闘技場を建築していたのだから、かなり話題にはなっていた筈だ。
マスコミ宣伝やイベントの興行的なことを考えると、内容を発表して開催日までが一週間では短すぎるが、作中でそうなっているのだから仕方がない。
「(銀河戦争の)開催は一週間後」実況放送の台詞あり「9/17」が妥当であろう
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注4) 観客の「一週間徹夜してならんだ甲斐があったぜ」という台詞があることから開催はやはり「09/17」
城戸沙織第1試合後「残る聖闘士を呼び寄せなさい」という台詞あり。
銀河戦争2日目一角獣座VS仔獅子座戦後に「何度催促されても(中略)大会に出るつもりはない」という氷河の台詞あり。
氷河への連絡手段が手紙ということから考えると開幕日よりある程度時間が経ったと考えられる。
また聖域としても少なくとも第一試合を確認し「私闘」の制裁を氷河に命じているであろう。
同様に一輝にも命じていた様である
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注5) 星矢が紫龍と氷河の近況を話す台詞有り。
話は前後となるが、デスマスクが老師を誅殺しようと赴いた日(二月下旬頃)、老師が紫龍に「日本から戻ってきてはや数週間」という台詞がある。
白銀聖闘士との戦いの後で紫龍が五老峰に来たわけであるから、白銀聖闘士との戦いはデスマスクが老師の前に現れた日から数週間前で一月か二月の初め頃に絞られる。
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たたき台なので、もし何か気付いたところがありましたら、知らせてくださるとありがたいです
2021-01-07 03:51:54 +0000