いわゆるメタネタに半分突っ込んだ話。
主人公の遊我くんが「主人公じゃない次元の先輩たち」のいる次元にうっかり迷いこんで帰されます。
十代は「自分がこの作品(GX)の主人公である」とクリティカルに自覚してる訳ではなく、超融合(映画のやつ)の時の経験を思い出して「なんとなく誰かの作為を感じるなー」くらいの感覚です。つまり遊我に言ってる言葉は半分真実で半分はちょっとした脅し。
もちろん遊我にとっちゃ「『主人公』ってなに!?」状態なので怖い。
私の描く十代は(適度な範囲で)後輩を脅すのが好きかもしれない(もちろん遊戯には怒られる)。
主人公たちから主人公役という肩書を取って話を再構成したらどんなキャラになるかとっても気になる。
でも、主人公補正の無い遊星と遊矢は死んじゃいそう。
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各々の「主人公じゃない方の」先輩たちが言ってる伏せ字の人物は「先輩たちがいた世界での主人公」を指します。
「主人公」である遊我がこの次元に来た事自体が異常なので、キャパオーバーしないよう無意識に余計な情報をシャットアウトしているんですね。遊我が「主人公」である限りこの伏字は聞き取れません。
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2020-12-30 11:03:53 +0000