◆恋をするなら異世界で!5期【illust/85242736】
5期イベント【illust/85905122】
イベント素材【illust/85905202】
♥メレキャロルさん【illust/85766486】へ、フィル【illust/85373599】より
ポストカードとプレゼントを贈ります。
「賛成」に投票後、3日目にメレキャロルさんをデートにお誘いし写真を撮りながらホワイトタウンを巡っています(それまではラジオ塔に常駐して見回り、観光客の対応などしています)。
ポストカードはプレゼントの包みの中に入れて、デート後に投函しています。
元の世界との連携のためや町長が居た方が住民が安心する等様々な理由から、フィルは今回の転移計画決行時にはジャンブルランド側に残ります。
プレゼント:オルゴール付きの懐中時計と宝石花糸から作ったアミュレット
(…たった5年だろ。あいつは元の世界で、俺はこちらの世界で。探し続ければ5年後にはもっと安定した転移方法も見つかるかもしれない。
だけど…「たった5年」の時間でさえ俺は…メレキャロルと会えなくなることが──…)
元の世界への道を開くこと──
その為に必要だったのは情報で、協力者で。彼女ではなかった。──はずなのに。
(…俺がいま一番必要としているのは、)
もう答えは分かっている。
けれど蓋をするのは…誰よりも強い、彼女の元の世界への執着を知っているからだ。
「〝俺がメリィの帰ってくる場所を守っているから、安心して行ってきてよ〟」
口の中で繰り返す、彼女を送り出す言葉。噛み合わない気持ちに息苦しさを感じながら、俺はポストカードにペンを走らせた。
きっと、これが届く頃には──…普段通りにそう言えるはずだから。
不備・問題等ありましたらご連絡ください。
2020-12-17 11:52:47 +0000