今月4日未明に関東地方では3年振りに木枯らし1号を観測しました。ですがその後は今回のイラストとは凡そ縁遠い様な小春日和が続いてましたが、今週になって平年並みの気候になっています。
さて今回の主役ともいえる「目刺し」ですがこの俳句の通り、水揚げされて加工されてもなお生まれ育った海の色をその体に留める姿を表現した芥川龍之介氏の感性の鋭さには頭が下がります。この俳句が出来たのは1917(大正6)年、隙間風の吹き込む古い木造の部屋での体験が元になっている様です。目刺しを焼く時はちょっと目を離すとすぐに焦げてしまうので注意が必要です。これから本格的な冬を迎えますがユーザーの皆様、風邪とコロナとインフルエンザにはくれぐれも気をつけて下さい。今年の流行語は8割9割がコロナ関連になるんじゃないかと思います。
尚、店内の「波」はイメージです。内水氾濫とかではありません。
2020-11-26 09:00:21 +0000